この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Laziness と Hard working
第31章 藤井家 の 人々
朝になったら
杏に聞いてみよう
今日はまだ寝ていてね
時計は3:50分
僕も少し寝ようか
Kissされてる?
起きて!
-☆Chu!!
起きて!
-☆Chu!!
雅貴さん
置いていっちゃうよ
!
僕が杏より寝坊?
「何時?」
5:30分だよ
TAXiも呼んだから
先に行こうか?
「シャワー浴びたい」
速攻でね(笑)
私の荷物だけ下におろしてくる
シャワーを浴び
昨日の事を思った
夢?
杏は子供を産むってそう言ったよね?
それにお父さんが
杏を幸せにして欲しい
そう言ったよね
纏まらない頭を
フル回転したが
準備があるので諦めた
急いで着替えて
今日はスーツじゃなくても良いか
着替えても良いから
スーツにするか?
ん?
気づかなかった
杏がしゃがみこんでる
「どうしたの?
大丈夫?」
昨日の痺れがまだ
身体がダルイの
「ごめんね
無理させちゃった」
杏を抱き上げて
荷物を持ちエレベーターに乗る
「杏?
子供を産むって言ったよね?」
知らないよ(笑)
「こら!(笑)
言ったよね?(笑)」
後でね
ニッコリ笑ってKissしてくる
「敵わないよ
僕が
杏を好きだから仕方が無いね」
TAXiに乗り
藤井家へ
杏から手を絡め
僕に身体を預けてくる
やっぱり
昨日から様子が変だ
ただいまぁ
雅貴さん
どうぞ上って
真っ直ぐに仏間に
僕も付いてきてしまった
雅貴さん
良かったら父を参ってください
水を替え
ロウソクに火を灯し
お線香をたてる
おりんを鳴らし
手を合わせる
雅貴くん
来てくれたね
杏はやっと決めたみたいだ
雅貴くん
杏を幸せにしてくれるね?
我儘な事はあまり言わないが
誰かを優先にしてしまう
だから
自分を大切に
そう思えるようにしてあげて欲しい
「僕は杏さんに会えて
本当に良かった
過去のことは気にしません
これからの杏さんを
僕はずっとずっと
愛していきます
だからお父さん
杏さんを僕に
僕と家族になる事を許してください」
よろしく頼みます
いつも見ていますから