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Laziness と Hard working
第32章 穏やかに
麗子ちゃんが
いよいよ出国する
私に不安が押し寄せる
《お久しぶりです
雅貴さん
相変わらず杏に
翻弄されてますか?(笑)》
「ほんとに(笑)」
『麗子ちゃん-☆Chu!!
今日は何する?
ごはん食べる?
一緒に買い物?』
全力でハグしてくる
もう大丈夫だよね?
そう言っているような杏
《杏は
もう私が居なくても
雅貴さんが居るじゃない》
『麗子ちゃんが居ないと
心配でしょうがないよ』
杏は僕には
こんなに優しくハグしてくれない
杏
僕は頼り無いかな?
麗子ちゃんの代わりにはなれない
当たり前だけどね
僕は僕なりに
杏を思っているよ
『麗子ちゃんとの仲に
雅貴さんは入れないの
誰よりも大切な麗子ちゃん』
《杏
雅貴さんSHOCK!
で泣いちゃうよ(笑)》
『麗子ちゃんは麗子ちゃん
ひとりしか居ないの
大好きなの♡
そうだ
戻って落ち着いたら
旅行に行こうよ
戻る前でも
そう思っていたんだけど
本当は今すぐに行きたいんだよ
シクシクモフモフ|ω・)) チラッ』
《こら!(笑)
嘘泣きだ(笑)
そうだね
逆に今なら行けるか!》
『そうだけど
わんこに会ってきたいでしょ?』
「杏は
砂漠の国?に行きたいんだよね?
麗子さん
もし時間が許すなら
杏の我儘に付き合ってもらえないかな?」
《え⁉
雅貴さん 良いんですか?
雅貴さんも杏と行きたいでしょ?》
僕は何度も言うんだけど
麗子ちゃんと行く!
利かないからね(笑)
旅行は僕から
ふたりにpresentさせて欲しいんだ
《何で?
そんなに優しいの?》
「杏が喜んでくれるなら(*´︶`*)
それに
旅行で辛かった事を
リセットして
上書きしてきて欲しいんだ
もうふたりには
辛い事を思い出さないで
楽しかった事だけ思い出に
笑ってほしいから」
《涙が出そうだよ
杏は幸せだね(*´˘`*)♡》
『雅貴さん
ありがとうです』
両手を広げて
僕にハグ?
『やったぁー!
麗子ちゃん♡』
え?
麗子ちゃんとハグ♡
期待しちゃったよ(>︿<。)
僕は杏が笑ってくれるなら
それで良いから
シクシク
-☆Chu!!て
ハグして欲しかったなぁ