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第32章 穏やかに

麗子ちゃんとふたりで旅行

メチャクチャ嬉しい♡

スタイル抜群の麗子ちゃん

浴衣を着ても
素敵だよ

ふたりで浴衣で自撮り

スッピンだった（汗）

たくさん話しをしたよ
これからの事
私の家の事

やっぱり麗子ちゃんは
普通に

《それでも杏は親友だよ》

そう言ってくれた

ちゃんと話せて良かったぁ

ピロートーク
ほとんど寝ないで話したね

ちょっと観光して
おみやげ屋さんによって

美味しい物も食べた

『今度は海外に行こうね
がんばって貯金する！
(๑•̀ㅂ•́)و✧ｶﾞﾝﾊﾞﾙ』

《私ね
今回戻って契約もあるから
もし切られたら
日本に戻って来ようかと
ちょっと考えているの》

本当に？

《まだわからないけどね
帰ってみないと
何もわからないから

杏も仕事どうするか
まだ決めてないよね？》

そう
私は辞めるでもなく
ずっと休んだままだった

だって職場に
行きたくないんだもん
いろいろ思い出すから

《みっちゃん？
大好きだもんね

もう嫌いになった？》

それは無いよ
でもみっちゃんは
あの場所にはもう居ないの

波瑠ちゃんにも
話さないとなんだけど
どう話して良いか
わからないし

《黙っていたら？
関係ないわけじゃないけど
先に進まないとだよ》

みっちゃんは
今どこにいるんだろう？

《警察なんじゃないの？
やっぱり悪い事をしていたんだし

それが本意じゃなくてもね》

帰ったら八雲さんに聞いてみるよ

《それがいいよ》

ところで明日はどうする？

帰るんだけど見たい所とかある？

《ん〜
おみやげ屋さんに行って
後はプラプラしようよ》

了解(♡ơ ₃ơ)ฅ"了ｰ解
何買おうかなぁ

《雅貴さんにおみやげ
ちゃんと買うんだよ》

別に要らないんじゃないの？
何でも持ってるし

《またぁ〜出た出た
杏の気のない感じ
大切なんでしょ？
雅貴さんが居てくれたから
今は落ち着いていられるんだから
何か買って喜ばせてあげなよ》

でも
何かっていいかわからないよ

食べ物にしよう
美味しいのが良いなぁ