この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Laziness と Hard working
第33章 麗子ちゃん 行ってらっしゃい そして私も

ゲートでハグする

不安で落ち着かなくなるの


《杏♪
大丈夫だから
また旅行に行こうね》

寂しくて涙が出ちゃうよ

『また遊びに行くから
麗子ちゃん気をつけてね』

《行ってきま〜す
雅貴さん
杏のことよろしくね》



元気に手を振る麗子ちゃん

気づいたら泣いていた

離陸して空へ
小さくなるまで見つめていた


『見えなくなっちゃった
(p_q*)シクシク』

杏そろそろ帰ろうか?

『雅貴さん
先に帰って
私はもう少し此処にいるから』

じゃぁ僕ももう少し居るよ

『帰っても良いよ
仕事に行ってください』


“そんなに寂しそうな杏を
置いて帰れないでしょ?

無防備だし
誰かにお持ち帰りされそうだ”

『やっぱり寂しい
雅貴さん
手を繋いでくれる?』

良いよ
仕事は行くけれど
今の杏は置いていけないよ

ニッコリ笑って

『ありがとう
雅貴さん
だから好き♡

わがまま言ってごめんなさい
帰ります』

杏?
今の好きはどういう事?

『優しいから好き
そういう事だよ』

“そういう事かぁ
期待しちゃったよ”

じゃあ帰ろうか

“まだ空を見上げている

そんなに寂しそうな顔をしないで
麗子ちゃんの所に行って良いって
言いそうになるから”

『うん』

繋いだ手をギュッと握る

ハッとして僕を見つめて

『ごめんなさい
雅貴さんも寂しいよね?

もう大丈夫だよ』

笑っていってくれた


大好きな杏を
悲しませたくないけど

僕も寂しいんだ

また会いに行けば良いよ
今度は僕も一緒に行きたい

良いかな?

『私は良いけど
麗子ちゃんが泊まれなくなる
雅貴さんは別のお部屋で良いのかな?』

笑ってる

僕は杏と旅行に出かけられたら
それで良いんだよ(笑)




/420ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ