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Laziness と Hard working
第10章 坪倉 雅貴

 「今日はゆっくり話をしようね
俺を知って欲しいから
明日は何処かに出掛けよう

SEXはしないから安心して

隣で居て欲しいからベッドに行こう
大丈夫だよ」

『このベッドでも良いけど』

「俺のベッドに来て」

 何か私のペースにならないなぁ
でも嫌な感じしないから
言う事は聞いておこうかな

「この前の旅行は何処に行ったの?」

『友達に会いに
あとどうしても欲しい物があって
友達とその仕事上の付き合いのある人に
ガイドしてもらって ゲットしました』

ニコニコしながら話す

「男性?」

『友達は女性だけど
ガイドしてくれた人は男性⋯で⋯す⋯』

「ん?何かあったんだね?」

『⋯あっ⋯んん⋯

隠しても仕方がないから
ホテルに来て
まぁ、成り行きで⋯その⋯』

「その人とはどうだった?

何だか嫉妬しちゃうけど
俺と知り合う前だから仕方ないね」

『その⋯
好きと言われたけど⋯
さっき話しました通り
空港で待たれたり⋯
そう言うのは⋯
私は自分のペースを
崩されるのが嫌なんです』


「俺もテリトリーに入って来る人は選びたい
杏の感覚とちょっと似ているね

ゆっくりで良いからね
俺が杏に寄り添える様になりたいよ」

坪倉さん
落ち着いているんだね

『今は分からないけど⋯

坪倉さんを知りたいと私は少しだけ思う』

「あん? 杏?
やっぱり抱きたい
そんな可愛い事を言って
オレを煽ってる?」

『ダメ!
明日はお休みですか?
いつからお仕事ですか?』

「あっ 明後日 
顔を出さなければダメなんだよ
午前中に帰ってくるから

しばらく一緒過ごさない?
ここに居たらいいよ
何時まで休みなの?
その間だけでも良いから」

ん〜

「で、エッチしようね」
笑う坪倉さん

ふわりと唇にKissされ抱きしめられる

また軽くKissの嵐

そして
激しく熱いKiss

ン〜ッ⋯ぅぅぅ⋯ン〜 

笑いながら
「今はここまでね
俺 いつまで我慢したらいいかな?
あんまり待てそうもないけどね」



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