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Laziness と Hard working
第10章 坪倉 雅貴

 けして強引に踏み込んで来ない
坪倉さん
私はどうしたいんだろう?

好きになるとか忘れちゃったかも

最近は
彼女が居たり妻子持ちだったり
それが当たり前で
一緒に出かけたりしなかった

会えばSEX
ただの欲求解消の相手にされていたんだ私

坪倉さんは
私に向き合ってくれている

やり方は間違えたけど
高泉さんもそうかもしれない

「杏? 何を考えてるの?」

『坪倉さんとこの前の男の人のこと』

「俺の事は良いけど他の男の事は
許せないなぁ
約束を破って襲っちゃうよ」

『えっ?
ダメです(・・;)
ちゃんと考えたいの』

「じゃあ杏からKissして
そしたら許してあげる」

また笑っている

『ムッ!
じゃあ私が襲ったらどうするんですか?』

「勿論 食べられちゃうよ

思いっきり愛し合うかな」

『⋯ おやすみなさい』
私は坪倉さんのペースに巻き込まれてる?
嫌じゃないんだ

「おやすみ 杏」


『明日は何処に
連れて行ってくれますか?
楽しみにします』 

嬉しそう
可愛いなんて失礼かな


「何処に行こうかなぁ
ちゃんと楽しませてあげる
オレも一緒に楽しみたいしね

杏が1日で俺を好きになる場所ないかなぁ」
 
オレ 必死だな
ただのセフレなんかにした奴
旅行先で杏を口説いた奴

オレしか考えられなくしてやるよ
大切にしたいと思った子

一緒にいて楽な杏 
まだ数時間だけどね

 あっ寝ちゃったね

可愛い 可愛い 
抱きたい Kissしたい
触れていたい

杏の心
オレに頂戴

◌ ----------------

 「杏? おはよ
起きないと食べちゃうよぉ〜」

『ン〜 もう少し』

「じゃあ杏は
オレに食べられちゃうのかなぁ〜」

『ンッ⋯起きるか⋯ら⋯』

チュッ チュッ

「はや〜く起きないと擽るよ」

『⋯いやぁ⋯ンッ⋯起きるから⋯』

30分掛かってやっと起きた

『酷いよ』

「シャワー浴びておいで
コンビニで下着買ってきたよ(ニコリ)」

「えぇ〜! ありがとう?
恥ずかしくなかったですか?」

「杏の為にする事で
恥ずかしいとか嫌な事は無いよ」

シャワーを浴びて出ると
パンツがあった(・・;)

「さぁお出かけしよう
着替えたらね(笑)」


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