この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Laziness と Hard working
第10章 坪倉 雅貴
けして強引に踏み込んで来ない
坪倉さん
私はどうしたいんだろう?
好きになるとか忘れちゃったかも
最近は
彼女が居たり妻子持ちだったり
それが当たり前で
一緒に出かけたりしなかった
会えばSEX
ただの欲求解消の相手にされていたんだ私
坪倉さんは
私に向き合ってくれている
やり方は間違えたけど
高泉さんもそうかもしれない
「杏? 何を考えてるの?」
『坪倉さんとこの前の男の人のこと』
「俺の事は良いけど他の男の事は
許せないなぁ
約束を破って襲っちゃうよ」
『えっ?
ダメです(・・;)
ちゃんと考えたいの』
「じゃあ杏からKissして
そしたら許してあげる」
また笑っている
『ムッ!
じゃあ私が襲ったらどうするんですか?』
「勿論 食べられちゃうよ
思いっきり愛し合うかな」
『⋯ おやすみなさい』
私は坪倉さんのペースに巻き込まれてる?
嫌じゃないんだ
「おやすみ 杏」
『明日は何処に
連れて行ってくれますか?
楽しみにします』
嬉しそう
可愛いなんて失礼かな
「何処に行こうかなぁ
ちゃんと楽しませてあげる
オレも一緒に楽しみたいしね
杏が1日で俺を好きになる場所ないかなぁ」
オレ 必死だな
ただのセフレなんかにした奴
旅行先で杏を口説いた奴
オレしか考えられなくしてやるよ
大切にしたいと思った子
一緒にいて楽な杏
まだ数時間だけどね
あっ寝ちゃったね
可愛い 可愛い
抱きたい Kissしたい
触れていたい
杏の心
オレに頂戴
◌ ----------------
「杏? おはよ
起きないと食べちゃうよぉ〜」
『ン〜 もう少し』
「じゃあ杏は
オレに食べられちゃうのかなぁ〜」
『ンッ⋯起きるか⋯ら⋯』
チュッ チュッ
「はや〜く起きないと擽るよ」
『⋯いやぁ⋯ンッ⋯起きるから⋯』
30分掛かってやっと起きた
『酷いよ』
「シャワー浴びておいで
コンビニで下着買ってきたよ(ニコリ)」
「えぇ〜! ありがとう?
恥ずかしくなかったですか?」
「杏の為にする事で
恥ずかしいとか嫌な事は無いよ」
シャワーを浴びて出ると
パンツがあった(・・;)
「さぁお出かけしよう
着替えたらね(笑)」