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ハロウィンにかかる催眠術
第2章 コスプレイベント当日
履いている靴が引っ掛からないよう、奈美はしゃがんでショーツを足から抜き取った。
立ち上がると、内股になりつつ警察官へショーツを渡す。

「じゃ、チェックするからね。おや、しかもTバックか。」
「は、はい…」

下着を身に付けていた状態なら、堂々と立っていられた奈美も服を着ているとはいえ下着がないだけで落ち着かないのか、胸元で腕をクロスさせ、隠すようにしていた。

「あ、ほら。ちゃんと休め、のポーズを取らないとだめだろう?」
「あ、すみません…」

奈美は腕を背中へ回し、足を大きく開いた。
でも、下着を着てないのに休めないよね…。
私は風で揺れるスカートが心配になり、見つめていた。
警察官は下着チェックを再開し、ブラのサイズを確認した。

「ふむ、なるほど…寄せて上げるブラか、でも発育は悪くないね。」
「あ、ありがとうございます」
「そして、パンツは…なかなか…ここにおまんこを食い込ませていた…そうだね?」

警察官は奈美に見せるように片手でショーツを持ち、大事なところに当たる部分をもう片方の手の人差し指でなぞった。
敢えて恥ずかしい言い方をしながら。
私はまるで自分のことのようで、思わず俯いてしまった。

「は、はい…」
「はい、じゃないだろう?私はおまんこをTバックに食い込ませて、町中を歩きました、だろう?」

復唱しろと言わんばかりな言いっぷりに、顔が熱くなった。
奈美もきっと同じように恥ずかしいのだろう、益々声は小さくなった。

「わ…私は…お、おま…、んこ…」
「ほら、顔上げて。もっと声を出して、はっきりと。」
「は、はい、私は…お、おまんこ…を、Tバックに、食い込ませて…町中を歩きました…」
「興奮したのか?濡れた跡があるぞ?」
「…す、少しだけ…」

そうだったの?私の隣で奈美、興奮してた?
警察官は満足そうに頷くと自分の持っている鞄へ下着を詰め込んだ。
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