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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第3章 喫茶店『涼風』



「夕御飯出来たよ遥叔父さん」


「何時も悪いね、家の事まで‥
僕でも作れるから交代制にしようか舞?」


「良いよ良いよ、住まわせて貰って家賃も払っていないんだから、私がやるのが当たり前でしょう?」


遥叔父さんが仕事着から普段着に着替えて来て、食卓テーブルに付いて漸く夕御飯。


『涼風』は19時までの営業だから、掃除も含めて20時過ぎが夕食タイム‥
日中の営業時間内に、夕御飯の下ごしらえはしているので、作るのは早いんだよ。



「焼き魚に煮物、温野菜サラダも付いて美味しそうだ」


「伊達に調理師課程じゃありません」


料理は得意な事の1つ、子供の頃から台所に立つのが好きだった私は、高校も調理専門課程で、短大も更に腕を磨こうと思ったのがきっかけ、ちゃんと調理師免許も取ってある。



「基本に忠実だけど、舞らしい味付け‥
何処か姉さんの味付けが入っているのかな、僕に取れば食べやすい味だよ」


「・・・うん・・・」


お母さんの味、それはお祖母ちゃんの味でもあって、涼風家の味‥
私らしさを出したいけど、遥叔父さんが食べてくれなかったらどうしよう、そう考えたら自然とこの味になってしまう。


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