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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第3章 喫茶店『涼風』
本当はもっと色々な料理を作りたい‥
私だけの味で、遥叔父さんに美味しいと言って貰いたい‥
思っても勇気が出ない、もしもって考えてしまう‥
それだったら、馴れている味で美味しいって言って貰っている方が良い。
そして、こうして向き合って食事して、少しでも遥叔父さんの近くで笑っていられたら、私は十分幸せ‥
それ以上を望んではいけないもの。
「そうだ舞これ‥‥」
「何?」
差し出されたのは、小さな小瓶?
「無香料のバンドクリーム‥
そのままだと手が荒れるよ、風呂の後にでも塗ったら良い」
「あ‥‥ありがとう、遥叔父さん」
気付いてたんだ‥‥
そう思っただけで凄く嬉しい、遥叔父さんが私を見てくれているって、独り善がりだけど、遥叔父さんを独り占めしている気分。
夕御飯を終えて、ルンルン気分で風呂の中、勿論手には小瓶‥
更に言えば、顔がにやけるのを止められないよー!
「・・遥叔父さん・・」
好きで好きで好きで堪らないのに、絶対に触れられない存在‥
どうしても言えない私の秘密。
「・・・あっ・・・」
握り締めていたら、小瓶が乳首に触れ‥‥それだけなのに、私はビクッと感じてしまう。
(ど‥‥どうしよう‥‥
‥‥お風呂場だし、誰も来ないし‥‥良いよね?)