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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第4章 叔父と姪の間柄
「遥叔父さん、もしかして調子悪いの?」
朝の開店準備中‥‥だけど、カウンターの中に居る遥叔父さんは、いつになく青い顔をしていると思う。
少し背が高いのに身体の線は細く、柔らかい茶髪と綺麗な顔の作り、後指が凄く長い
のが遥叔父さん。
普段は病弱とか顔色が悪いとは思わない、だけど今日は何て言ったら良いのだろう‥‥憔悴してるとか窶れている、そんな言葉が合うくらい顔が青いの。
「・・・
昨日夜更かしし過ぎたかな?
ついついTVに夢中になって、寝たのが朝方だったか‥‥
ただの寝不足だから心配ないよ舞」
「寝不足って‥‥
そんなに夢中にTV見る?」
昨日の夜も同じ事を言ってた‥
でもあれはTVを見るというより、考え事をして何も見ていないように見えたのに、あれから本当にTVを見たのかな??
「録り溜めドラマの一気見、ああいうのは1話見出したら止められない‥
それより配達された食パンを切らなくても良いのかい?」
「あっ!
切って来ますー!!」
何となく、はぐらかされた気がしないでもないんだけど、そろそろ食パンを切らないといけないのも本当で、私は慌てて奥の小さな厨房に飛び込んだ。