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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第4章 叔父と姪の間柄
この時間に軽食準備をしないと、私と遥叔父さんの朝御飯にも関係して来る‥
朝は『涼風』内でトーストと珈琲、これが毎日の定番。
後は開店直後に来るお客さんのモーニングの準備もある、トーストと珈琲とスクランブルエッグ、これが『涼風』のモーニング。
あまり手が回らないのと珈琲メインの喫茶店なので、軽食と言っても数種類しか無く、トーストとサンドイッチそれに子供用なのかバニラアイスだけ‥
サンドイッチの中身は、前の日の仕入れ次第で私が日替りで変えていて、今日はハムサンドの予定。
何も言わないと玉子サンド確定なのよ、遥叔父さんは玉子と食パンしか仕入れないから‥
それにプラスして私が注文を入れている訳、朝の準備中は失敗しないよ?
「トースト上がります」
「うん、こっちも大丈夫」
2人分のトーストをお皿に乗せカウンターに出て来れば、遥叔父さんがタイミング良く珈琲を出してくれる。
私はカウンターで、遥叔父さんは中の椅子に座って朝食、これにも随分慣れた。
「そう、今日は豆の入荷があるから、店が終わっても少し遅くなるよ」
「そっかぁ‥
じゃ今日は冷めても大丈夫な夕御飯にしよ」
「悪いね、入荷すぐに焙煎してしまいたいから、先に食べてても良いのだよ舞」
「大丈夫、待ってる」