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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第8章 お試しデート2
「私もこういう店で働けば、腕が上がるのかな??」
店の中を見れば、人気店って言っていた通りお客さんでいっぱい‥
憧れが無い訳じゃない、ただ地元のこの街で調理師免許所持と大っぴらにしたくなかっただけ。
調理師免許があれば、この街にだって就職出来る場所はあったと思う‥
それを言ってしまって、もし失敗なんてしたら?
あまり大きくはない街だもの、噂がすぐ広まると思い、履歴書に調理師免許所持とは書かなかった。
「はぁ‥‥ダメだね私‥‥」
あれもこれも上手くいかないもどかしさ、この際だから違う街で再就職とかどうだろう?
「・・・舞ちゃん!!」
「・・・あっ・・・」
考えを遮るように呼ばれて走って来たのは高嶋さん‥
スラックスにカットシャツに上着と、何時もよりお洒落な感じ。
「早いね、待ったんじゃね?」
「うんん、まだ時間前だし‥
私が早く着き過ぎたんです」
「後は宮村さんか‥
仕事終わったのかなぁ?
何かあったら連絡くれると思うから、来るとは思うんだけど」
「もう少し待とう?」
「ああ‥‥
だけど舞ちゃん寒くない?」
「寒くないですから‥‥」
店の横で宮村さんを待って、でもそんなに時間差無く宮村さんも合流し、私達は漸く店の中に入った。

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