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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第8章 お試しデート2
「俺‥‥舞ちゃんを『涼風』に送ってから帰るよ‥‥」
えっ?えぇー!?
要らない!必要ない!!
「近いからいいよ、私1人で帰れます」
「近くても夜なんだから、何かあった場合、俺達がマスターに怒られるって!」
ドキッ!!
そこで遥叔父さんを出さないで‥
出されたら、私‥‥逆らえないよ、こんなのズルいよ‥‥
「・・・・・・・」
「送って貰え舞ちゃん、じゃあな!」
「・・・あっ・・・」
宮村さんは簡単に言って、私達と離れて歩き出してしまった‥
残されたのは、私と高嶋さん。
「行こう舞ちゃん」
「やっぱり1人で‥‥‥」
「行こう!!」
「えっ!高嶋さんっ!?」
高嶋さんに腕首を握られ、私は高嶋さんに引っ張られ半ば無理やり歩かされる‥
方向的には『涼風』の方なんだけど、なんとなく違う、少しずつ道がズレてるの。
「高嶋さん!
何処行くんですか!!」
「取り合えずコンビニ、煙草買わせて」
「煙草‥‥吸うの??」
「時々‥‥かな?
寮は禁煙だから、こうして外に出た時だけ」
「・・・そう・・・」
話している最中でも、手は離して貰えず、私は高嶋さんのペースで歩くばかり‥
それに高嶋さんが私の前を歩いていて、振り向いても貰えない。
こういうの嫌なのに、全然構ってくれない。