パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 信の恋愛事情

「そ、それにしても・・・」
「素敵なレストランだよね！！」

何か会話を・・・
そう思ってさっきから気になってる事を聞いてみた

「ああ・・・ありがと」

「え？ありがとって？」

「俺の両親の店だから・・・」

「え？うそ！！知らなかった！！！」

じゃあ・・・
さっきのおじさんは後藤君のお父様？
きちんと挨拶すれば良かったかな・・・

「レストランって程でもないけど・・・」

少し恥ずかしそうな後藤君

「素敵なお店だよ・・・」

それに・・・
スーツ姿も似合ってる・・・
心の中でしか言えない小心者の私


「褒めてくれて嬉しいわ～～」
「これ、どうぞ」

元気な女の人がドリンクを持ってきてくれた
笑顔が素敵な優しそうな女性だった

「あっ、ありがとうございます」

おずおずとドリンクを受け取った