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第6章 信の恋

「お、おはよう！！」
「後藤君！！」

「・・・はよ」

それからの俺は時田とは距離を置くようになっていた

啓介先輩の後任が忙しかった事もあったが・・・
時田に好きな奴が居るかと思うと今まで通りには出来なくて・・・

俺達の間に入っていた啓介先輩がいなくなればこんなもんか。
とも思っていた

啓介先輩の前ではアホな俺
その先輩がいない今、フォローする人がいなければアホでは刑事なんて出来ないし


「後藤、キャラが変わったな」

なんてからかわれたのも最初だけ


俺がアホなキャラで居るのは先輩とユキさんの前だけだ
それが素の自分・・・
だとも思ってないけど・・・