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あなたがすきでたまらない
第9章 啓介vs・・・
「今日はほんと厄日だわ。シュンにもバレるし・・・」

俺にもバレてるけどな

「また、明日詳しく話すから!!」

天高生が電話を切った


「俺にも詳しく話してほしいな」

「!!!」

俺が話しかけたので声も出ない様子


「・・・ビックリした?」

「な、な、なんで?」

「・・・クーポン券貰ったから?」

「そ、それは・・・店の・・・ですよね?」

「あっ。そうだった?」

俺はしらっばくれた


「・・・なんですか?待ち伏せでもしてたんですか?」

お~。
気が強いんですね。
睨みが怖いですね。
なんてな・・・
彼女の必死な虚構の態度も俺が気にする筈もなく・・・


「待ち伏せって人聞き悪くない?」

「・・・実際、そうでしょ?」

「待ってられるのって好きなんじゃないの?女の子って・・・」

「・・・」

「それとも追いかける方が好きなんだ?」

さっきの続きで俺は彼女をからかった



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