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あなたがすきでたまらない
第9章 啓介vs・・・
「ちょ・・・観てないで助けてよ!!」

「なんで?」

俺は首を傾げた

「無駄だって~。おっさんビビってるんだからさぁ~」

「あ、あの人!!刑事なんだから!!」

「はいはい。すごい刑事さんだねぇ」

「ほ、本当なんだってば!!ねぇ?そうでしょ?」

やれやれ・・・
必死だな。まぁ・・・当たり前か・・・
このままじゃ犯やれて終わりだもんな

「俺が刑事だったのは嘘なんじゃなかったっけ?」

再度、彼女に訊ねた

「し、信じるから!!た、助けてよ!!」

「どうしよっかなぁ?」

彼女にはおしおきしなきゃだし?
俺が手を出すおしおきではなくなったけどな
助けるつもりはあるにはあるが、少しは灸をすえてやらないとだよなぁ?

「おっさん。そんな嘘で彼女ナンパしてたの~?だせぇ!!」

ぎゃはは!!と男達の笑い声

「行こうぜ。俺達も刑事だからさ」
「ははは!!そうそう!!」

「ちょっと・・・本当にやだ!!助けてってば!!」

天高生が男達を振り払うも無駄だった

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