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あなたがすきでたまらない
第11章 このはvs・・・
「わかった」

俺はあまりからかっては悪いと思い優の言葉に頷いた
この子達になら俺達の事情を話してもいいかと思った。
もちろんこのはの経緯は話すつもりなんてない

このはの為にこうして家まで来てくれたんだもんな。
信じていいよな?
俺はこのはをチラッと見た
このはは不安げに俺を見ていたけれど・・・

「や、や、やっぱり!!言わないで下さい!!」

「紺野さん?」

「ほ、本当の事を言ったら・・・このはが傷ついてしまう・・・このはは本当に先輩の事、好きなのに・・・」

紺野さんの瞳にはもうすぐ落ちそうな涙で潤んでいた

「ごめんな。紺野さん」

俺はからかいすぎた自分を反省した
興味本位ではないと思ってはいても疑ってかかってしまう癖は抜けていなかったから
もし、万が一、この子達が誰かに話してしまえば、このはは学校に居づらくなくなってしまうから・・・

「あ、謝らないで下さい!!謝るならこのはに謝って!!」

「あの、ちょっと・・・話をきいてくれる?」

「話なんて!!このはをこれ以上、悲しませないで下さい!!」

「あの・・・紺野さん?」

「このは!!帰ろう!!」

そう言って紺野さんはこのはの手をとった
もちろん、このはの家はここなんだから・・・もう帰っては来てる

「あの!!伊織ちゃん、少し落ち着いて下さい」

「このはこそ無理しないでいいんだよ?送ってくから帰ろう!!ね?ね?」

「あの、伊織ちゃん・・・」

グイグイと紺野さんがこのはの手を引っ張る
なんかもう興奮が収まらない様だ

「伊織。落ち着け」
「お前以外、誰も焦っちゃいねぇよ。谷川さんだって落ち着いてるだろ?」

「直哉・・・」

さすが高橋君。
紺野さんを見事落ち着かせた


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