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あなたがすきでたまらない
第12章 青春の恋花
高橋君side


「師範、やっぱかっこいいわ~」

「お前が前からかっこいいって言ってた人ってあの人だったんだな」

「そう!!憧れてるんだ!!」

「・・・ふ~ん」

「何だよ。その適当な返事。直哉にだって優しいじゃん」

「ど、どこがだよ!!俺の事、からかってるだけじゃねぇか!!」

「俺は羨ましかったけど?師範とは道場以外であんま話せねぇし・・・あんな冗談言われたりとか・・・俺もされてぇわ」

多田と仲良くなったのは去年
同じクラスで席が、あいうえお順で近かったから
話しかけたのは俺からだったけど真面目で気が合った

伊織とも同じクラスになれて俺の高校生活は順風満帆な滑り出し
・・・を見せたかに思えた

伊織は美人だ
俺の自慢の幼馴染

モテるのはわかってた・・・
中学三年の終わり位から女の色気っての?が出てきて・・・
ガキの頃から伊織の事を好きだった俺は気が気でなかった

一緒の高校に行きたくて苦手な勉強も頑張った
一緒の高校に入れた俺は・・・
唯の幼馴染から抜け出したくて・・・
告白しよう。
そう思ってたんだ・・・

けど・・・

入学式で騒がれてるイケメン
柳って言う男が伊織にちょっかいをかけてる・・・のを見た

中学生の時にはあんなイケメン居なくて俺は焦った

伊織もあんなイケメンに声をかけられたら・・・
好きになってしまうだろ?

でも・・・
伊織は違った

女子がキャーキャー柳の噂をする中で伊織だけは迷惑そうだった

俺はそんな伊織を見て・・・
少し・・・いや。めっちゃ嬉しかった

俺は浮かれた
伊織が何で女子と話をせず俺とばっかり話してるのか?
もしかして・・・
俺の事が好きなのか?
なんてな・・・
アホでガキな俺は、伊織がいじめられてる事を知るのは・・・
少し後だった


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