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あなたがすきでたまらない
第12章 青春の恋花
「伊織。飯は?」

「あっ・・・もう食べたよ」

「・・・ふ~ん」

誰と?
聞けば良かった
幼馴染の伊織と俺。
伊織が俺に隠し事するなんて思わなかったから・・・

「伊織。教室移動だけど?」

「う・・・うん!!今行く!!」

「・・・ふ~ん」

最後まで教室に残ってる伊織
俺以外とは話さない伊織
俺はいつも伊織を見てたはずだったのに・・・

「伊織。一緒に帰ろうか?」

「さ・・・先に帰ってていいよ」

「・・・ふ~ん」

何だよ・・・
俺と一緒に帰るのが嫌なのかよ
拗ねた俺はどうしようもなくマヌケのアホだ・・・



ピンポーン・・・
伊織の家のチャイムを鳴らす

「あら?いらっしゃい。直哉君、伊織と一緒じゃないの?まだ帰ってないんだけど・・・」

「え?」

おばさんの言葉に俺は胸騒ぎをして学校への道のりを走った


学校に着くと伊織の靴箱を確認する

(上履きがある・・・って事は帰ったのか?)

俺は息を切らして今来た道を帰ろうと思った
けど・・・
何だか嫌な予感は俺を留めさせた

(教室・・・いや・・・体育館・・・)

さっきの移動教室で何か忘れ物したのかも・・・
俺は学校内を探す事にした


「うぜぇんだよ!!お前!!」

何やら女子の怖い怒鳴り声が聞こえる

「・・・何がうざいよ!!あんたらの方がよっぽどうざいわ!!」

伊織?
間違いない。伊織の声だった

「あんたさぁ・・・ちょっと柳君に声かけられたからっていい気になってんじゃねぇよ!!」

「いい気?悪い気しかないんですけど?」

「な、生意気!!ほんと腹立つわ!!」

「こっちだって腹立つわよ!!教科書とか上靴、弁償しなさいよ!!」

「私らがやったって証拠あんの?」

「こんなくだらない事すんの、あんたら位でしょ!!」

女二人が伊織を囲んでた
いじめ?
伊織が?
俺は目の前の光景が信じられなくて・・・


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