この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたがすきでたまらない
第13章 みんな集まれ!!たこ焼きパーティー
「ちょ・・・待て!!いいから座れ。落ち着け。な?」

「・・・帰る」

「ビール・・・ビール!!まだ残ってんじゃん!!勿体ない!!な?」

焦る後藤君が可笑しくて・・・許してしまう
私はしぶしぶ感を目一杯だしてもう一度座った

「その・・・怒ったのなら・・・ごめん」

「・・・」

惚れた弱みか・・・
後藤君の申し訳なさそうな顔に免じて許してしまう
でも、素直に「うん」とは言えない

「そのさ?とき・・・楓が付き合った人とかさ?経験があるとかさ?気になって仕方がないのは事実で・・・」

「・・・」

「お、俺は・・・楓の事が好きで・・・男だから・・・そう言った関係になりたいのもあって・・・」

「・・・」

「そ、そしたらさ?ほら・・・なんて言うか・・・その・・・訊かずにはいられなくて・・・」

「・・・」

「お、俺が付き合うのも・・・楓が初めてで・・・」

「・・・」

「すいません!!前の男と比べられたりしたら嫌だな。って、しょうもない童貞のヤキモチでした!!」

後藤君はテーブルに頭が付きそうな程、頭を下げた


「あはは!!」

後藤君の必死さに怒っている筈だった私も笑ってしまった

良かった。後藤君が後藤君で。
私はてっきり自分がこの歳まで処女でいる事をからかわれてるんだと思っていたから・・・
付き合った事があるのに経験がないなんて・・・

そもそも過去に付き合った人も若気の至りと言うか、何と言うか・・・
周りの友達が次々にそう言った話をするので
「私がおかしいのか?」
って思って・・・
友達に紹介された人と何となく付き合っただけで・・・
ほら?高校生の時ってそんな話で盛り上がるでしょ?
私も友達に追いつきたくて彼氏って言葉だけに憧れて・・・
でも、やっぱりエッチはどうしても出来なくて別れた


社会人になって周りが当たり前の様にエッチな話をするけれど、ついていけない所か・・・
「まだなの?」
って言われて・・・私にはそれがバカにされてるとしか思えなくて・・・

私はやっぱり・・・
大好きで、大好きになった人と体を合わせたい
そんな自分でいたいんだ・・・

後藤君?
後藤君は笑わない?
こんな歳で処女な私を・・・

私は大好きで仕方ない後藤君と初めてしたいよ・・・

良かった。後藤君も初めてで
私は嬉しくなって笑っちゃたんだ

/816ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ