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あなたがすきでたまらない
第14章 学園祭、本番!!
「すいません。お邪魔しちゃって」

5分程度で、紺野さんが嬉しそうに高橋君とやって来た
このはと、優も後に続く

「お疲れ様。気にしないで。何食べる?ご馳走するから」

「そんな・・・」

「いいから。優も何食べる?このはは?」

「師範・・・でも・・・」

少し遠慮しがちな男子達だったが

「学生らしく「ご馳走様です」って言えばいいんじゃね?」

信の言葉に皆は好きな物を頼みだした

「信先輩は何頼んだんですか?」

「お!!さすが優!!よくぞ聞いてくれました!!俺はかつ丼!!昔から好きだったんだよ~」

「俺も!!好きなんですよ!!直哉も好きだよな?」

「まぁな」

「へぇ~。私、学食って初めてだよ」

「わ、私も・・・」

「よし!!じゃあ、皆でかつ丼にする?」

信の言葉に皆はコクリと頷く

「おばちゃ~ん!!かつ丼4つ、追加して~」

「はいよ!!あれ~?知り合いがいっぱいおるんやね~。男の子らは見た事あるね~。いつもありがとうね~。信ちゃんのお友達やったんか~!!よし!!おまけしたろ!!」

「信先輩って、すごいんですね!!」

優の言葉に信はご満悦
へへっ。って鼻をこする


「「「「「「いただきます」」」」」」

全員でかつ丼を食べる
それぞれ、一枚多くなったとんかつ
男性陣は嬉しいおまけなんだろうが、女性には多い気がする

「啓介さん・・・」

「ん。わかった」

俺は黙ってこのはのどんぶりからご飯とカツを移した

「これ位?」

「もう少し・・・」

「ん。」

いつもの当たり前の事
俺達にとっては・・・
外食した時の二人のルール

「ちょ・・・先輩・・・なんか、俺が恥ずかしいっす」

「・・・すまん」

信にそう言われると妙に気まずい

「な、直哉・・・ごめん。私も多い」

「いいよ」

幼馴染カップルも俺達と同じ事をしたので少し安心した

「でも・・・信先輩も彼女さんとこんな感じでしょ?」

無垢な優の質問に

「お、おまっ・・・なっ、何言って・・・」

「信は居酒屋デートばっかりだから小分けしたもんしか出てこないんだよな?」

俺は茶化した

「せ、先輩!!優。俺達はな?大人のデートをしてるのであってだな・・・」

「はいはい」

「お、俺だって!!残ったラーメンとか食いますよ!!」

信の必死さに大人のかけらも見えずに皆で笑った

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