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あなたがすきでたまらない
第14章 学園祭、本番!!
「それにしても、なんで谷川さんが怒ってんの?」

高橋君が紺野さんに訊ねた

「さぁ?このは、どうしたの?」

「い、いおりちゃ~ん!!聞いて下さいよ~。嫌だって言ったのに~啓介さんが~」

このはが紺野さんに抱きついた

「え?え?どうしたのよ~?」

このはの態度に皆が固唾を飲んで見守る

「・・・お、お、お、お化け屋敷に連れて行ったんですよ~」

「・・・おばけ・・・やしき・・・?」

このはのセリフを聞いた途端・・・
皆は笑いの渦に包まれた


「ごめんって!!このは機嫌なおしてよ~」

「谷川さん。笑って悪かった」

紺野さんにも高橋君にも拗ねるこのは

「それにしても・・・そこまで怖かったの?」

優の質問にこのははコクリと頷いた

「そう言えば・・・従妹さん、何て名前?」

俺はそんなこのはを見てられなくて話題を逸らした

「あっ。すいません。相原 宝と言います」

礼儀正しくペコリと頭を下げた

「そう。よろしくね」

「師範。信先輩は?」

そう言えば・・・
俺は信に電話をかけた



「信?今どこ?」

「俺?まだ食堂でおばちゃんと話してます」

「なら、そっちに行くわ」

信との簡単な通話を終わらせた

「信はおばちゃんとランデブーの真っ最中だった」

「ほんと、仲がいいんですね」

「だな。皆、アイスとか食べない?っても食堂のアイスだけど・・・ご馳走する」

「「「やったー!!!」」」

このはが甘いモン食べたいって言ってたし・・・
皆を誘う事にした
そんで、どさくさに紛れてこのはの機嫌が良くなんねぇかな?

「あの・・・わ、私も・・・行っていいんですか?」

「もちろん」

優の想い人は遠慮しながら俺に訊ねた


「お!!また来てくれたん~?今日はホンマ賑やかやね~」

「邪魔して悪かったかな?アイス食べようかなって」

「どれでも好きなの選びや~」

皆はそれぞれコンビニで売ってる様な箱の中からアイスを選んだ

「や~。ちょうど、アイス食べたいなって思ってたとこですよ~」

勿論、信も

「伊織。パピコ半分こしねぇ?」

「いいよ!!」

「えっと・・・君は・・・何にする?」

「わ、私も・・・パピコにしようかな?」

「じゃ、じゃあ・・・俺と・・・半分こ・・・する?」

「は、はい!!」

青春・・・いいねぇ
学生の初々しさが眩しいな
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