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あなたがすきでたまらない
第14章 学園祭、本番!!
生徒が居ない食堂
皆はさっきの場所にアイスを持って座りに行った

このはアイスを選ばずじっと立って俯いている
まだまだ拗ねてる真っ最中

「ホンマは掃除して閉めやなアカンねんけど、ついつい信ちゃんと話してもうてなぁ。今日は学園祭やし、ゆっくりしてくれてええからね~」

「ありがとうございます」

俺はおばちゃんの好意に甘えお辞儀をした

「で、このはは何のアイスにする?」

「・・・」

「甘い物、食べたいって言ってただろ?」

「・・・」

どうしたもんか・・・
このはのご立腹は相当な様だった

「・・・これ・・・俺達も半分こしようか?」

「え?・・・啓介さん・・・甘い物・・・嫌いじゃ・・・」

「ん。・・・でも、見てたら食べたくなった。このはが食べてくれないと勿体ないし?」

「・・・あ、ありがとうございます・・・」

「それに・・・恋人同士って感じしない?」

ポポポになりながら俯くこのは
良かった
少しは機嫌なおったかな?
甘い物は苦手だけど、このはの為なら何て事ない
俺はおばちゃんに皆の分のアイスの支払いをした


「でも、直哉だってこのはの事、笑えないじゃん。お化け屋敷」

「うるせぇよ」

皆は会話に花を咲かせてる
俺達も席に座った

「あれ?先輩もパピコ?珍しいですね」

「まぁな」

信は俺がアイスを食べてる姿をまじまじと見た

「・・・ふ~ん」

ニヤつく信が癪に障る

「信先輩と、師範って・・・おいくつなんですか?」

「なんだ?急に・・・優はそんなに俺が気になるのか?」

「え?ええ・・・まぁ・・・師範が気になる・・・」

「あっ!!それ!!私も気になります!!聞いていいですか?先輩って若く見えるし」

紺野さん
信にも何か言ってやってくれ。拗ねるから

「先輩の事は俺に訊けって!!先輩は俺のいっこ上」

「だからおいくつですか?」

紺野さん・・・もう少し優しく・・・

「先輩は・・・29で・・・ってもうすぐ30歳ですね!!」

「・・・まぁな」

信に悪気はなくても、こんな若い子達の前で歳を言われると余計おっさんに感じる

「ええ!!見えない!!てっきり24、5だと・・・」

「ははっ・・・ありがとう」

「俺は?」

「そうですね・・・24、5・・・ですね」

「お!!やった!!」

信は紺野さんのお世辞?に喜んだ


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