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あなたがすきでたまらない
第15章 啓介さんの誕生日パーティー
「おはよう。このはもう行くの?」

「はい。まだ片付けが終わっていないので・・・」

私は祝日なのにいつもと同じ時間で制服に着替えてる

「何時に終わる予定?」

「さぁ?何時くらいでしょうか?私も初めてなので・・・」

「そっか。頑張ってな。俺も仕事だから、時間があれば迎えに行くよ」

「わかりました。また連絡しますね!!行ってきます!!」

「いってらっしゃい」

玄関先で毎朝恒例のキスをして私は家を後にした
最近は学校への道のりも慣れたので啓介さんは玄関でお見送り

いつもは沢山の生徒が居るのに今日は実行委員と学級委員
あとは自主的なお手伝いをしてくれる人だけ・・・
少し雰囲気の違う校舎に違和感を感じるけど、私は自分の教室へ急いだ

「おはよう。このは!!」

「おはよう。谷川さん」

「おはようございます。お二人共、早いんですね!!」

先に教室に居た伊織ちゃんと高橋君に元気に挨拶

「まぁね~。せっかくの休みがもったいないから。早く来て早く帰りたいでしょ?」

「そうですね」

伊織ちゃんらしい
周りを見ると何人か手伝ってくれる人が居るんだ
少し安心した

「多田も来るって言ってたんだけど・・・」

「おはよー」

高橋君の言葉にタイミング良く現れた多田君

「おはようございます。多田君も手伝ってくれるんですね!!お腹は大丈夫ですか?」

「お腹?・・・ああ!!うん!!もう大丈夫。昨日手伝えなかったからさ!!」

「良かった。無理しないで下さいね」

また、お腹が痛くなったら大変だもんね

「多田。後で詳しくな~」

高橋君?

「わかったよ!!」

多田君の顔が赤いのは気のせいかな?

「さぁ!!話しながらも手は動かす!!早く終わりたいでしょ?」

伊織ちゃんの仕切りに皆は後片付けを急いだ

パンッ!!!

「きゃあ!!」

大きな音が鳴りビックリする

「あっ!!ごめん谷川さんビックリした?」

高橋君が風船を豪快に割っていた

「ちょっと~。直哉。私もビックリしたじゃない!!」

「わりぃ。わりぃ」

「セロハンテープの上から割ってよ!!」

「はいはい」

「すっかり尻に敷かれてんな」

「うるせぇ」

多田君のからかいに高橋君は迫力のない反論をする
伊織ちゃんに怒られた高橋君は素直に風船にセロハンテープを張りそっと尖ったシャーペンで割っていた

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