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あなたがすきでたまらない
第16章 6月5日
「このは?そろそろ他に行かない?」

楽しそうなこのはに声をかけるのは気が引けたがもうかれこれ一時間半程このエリアに居る

「そうですね。私ったら・・・」

「他にも見どころ盛りだくさんだよ」

「はい!!」

このはと恋人繋ぎで歩く
柄にもなく楽しくて仕方がない

ハリーポッターの世界から出ると横にはこのはが大好きな可愛らしい世界が広がる

「啓介さん!!行ってもいいですか?」

「はいはい」

お待ちかねのキティちゃんやスヌーピー
セサミストリートの世界

「かわいい!!かわいい!!」

このはは大はしゃぎ

着ぐるみのキャラクターが歩いてるのを見つけたこのは

「啓介さん!!お願いです!!一緒に写真を撮ってもいいですか?」

「いいよ」

このはが子供たちの後に並びキャラクターの撮影の順番待ち
青い色の奴
待ってる間にスマホで調べた名前はクッキーモンスターらしい

「撮るよ」

無言のクッキーモンスターはこのはの肩を抱いて寄り添った
満面の笑みを俺のスマホに向けるこのは

撮影が終わったクッキーモンスターは着ぐるみ越しにこのはの頬にキスをした

(・・・この野郎・・・中身は男だな)

「ありがとう!!」

素直なこのはは喜んでモンスターに握手を強請った

モンスターはこのはの別れを惜しむかの様に・・・
モンスターなのを良い事に・・・
このはを抱擁した

「わぁ!!感激!!抱っこされちゃいました!!」

夢の世界に居るこのはは純粋に喜んでいる

(モンスターの野郎・・・)

俺って大人気ないよな・・・
モンスターを睨んで無言の圧力をかけた

俺の視線に気づいたモンスターは手招きし俺とも写真を撮ろうとする

(いらねぇよ)

そう言いたかったが

「啓介さん!!撮りましょう!!」

しぶしぶここのはに言われモンスターと写真を撮る羽目になった

真ん中は俺とばかりにモンスターはこのはの横を譲らない
化けの皮・・・いや・・・
着ぐるみ剥いでやりたくなるな

「優しくて良かったですね!!」

「・・・うん」

優しいと言うか・・・
下心満々の様だった気がするのは俺だけかな?

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