この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたがすきでたまらない
第16章 6月5日
「パレードだ!!」

このはは興奮してきゃあきゃあと燥いだ

何とか人混みを潜り抜け良く見れる場所を探した

お馴染みのキャラクターが揃い踏みし軽快な音楽と共に向こうからやってくる

大きな乗り物の上は派手な衣装を着たキャストが躍っていた

「わぁ!!わぁ!!すごい!!すごい!!」

このはがあまりに喜ぶので周りの人達がスマホで動画を撮る中、俺も後でもう一度このはと見ようと動画撮影をした

数十秒で俺達の前から遠ざかって行くパレード
俺はやっぱり燥ぐこのはを撮影したかったから俺のスマホはこのはを撮影し続けた

「凄かったですね!!啓介さん!!」

「・・・」

「啓介さん・・・パレード行っちゃいましたよ?」

「・・・」

「も、もしかして!!私を撮ってるんですか?」

バレたか・・・
このはは恥ずかしそうに顔を隠した

「もう!!」

「ごめん。ごめん。このはが可愛かったから・・・つい・・・」

拗ねるこのはの頭をポンポンして・・・

「次はどこに行く?」

って訊ねると

「どこでも!!」

やっぱり可愛い俺のこのはだった

ミニオンは大きいと興奮したし、映画のセットの様な街並みはデートの気分を盛り上げてくれた

「啓介さん!!楽しいですね!!楽しいですね!!」

「良かった」

ここへ連れて来て・・・
こんなに喜ぶこのはの笑顔を見れた
それだけで十分

残りのいくつかのアトラクションもこのはは喜んでくれて・・・

「気に入った?」

「はい!!すっごく!!」

嬉しそうなこのはだったが・・・
時間には限りがあって・・・

「そろそろお腹空かない?」

昼間にも言ったセリフだが時間は18時を指す所・・・

「もう、そんな時間ですか?」

まだ明るいけど、昼間は軽食で済ませた俺達
燥ぎ過ぎたせいか俺の腹も音が鳴りそうだった

「このはがまだ居たいんだったら、もちろん・・・」

「啓介さんがお腹空いたのなら・・・」

((グ~~・・・))

二人同時にお腹が鳴った

「・・・気が合いますね・・・」

いつかの懐かしいセリフ
このはは恥ずかしがるもクスッと笑った

「何か食べて帰ろうか?」

「はい!!」

「今度、また来よう?」

「はい!!」

このはと手を繋いで駐車場へ向かう途中
何やら人だかりが出来ている
興味津々に俺達も覗いて見た

/816ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ