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あなたがすきでたまらない
第16章 6月5日
霧吹きを持ったクルーが何やら道に絵を書いていた

「すごい!!上手!!」

子供達と一緒にこのはが燥いだ
霧吹きだけでミニオンを書いている

「すぐ消えちゃうからもったいないですね」

「それがいいんじゃないかな?」

子供達の母親は写メを撮りまくってた
ミニオンを書いたクルーは何事も無かったかの様に立ち去った
一見すると掃除をするクルーに見える


俺の手を離しこのははクルーの後を追いかけた

「あの!!」

「はい?」

若い男がこのはの声に振り返った

「あの・・・お忙しいとは思うのですが・・・」

「大丈夫ですよ」

「あの!!今日、誕生日の人が居るんです!!」

「それはそれは!!おめでとうございます!!」

「それで・・・記念に・・・何か書いて頂けませんか?」

「もちろん!!」

このはの大胆さに驚いた

クルーは嫌な顔せず
(ハッピーバースデー)
と、可愛いスヌーピーを霧吹きで書いてくれた

「啓介さん!!見て!!」

「お誕生日おめでとうございます」

クルーとこのはは笑顔で俺を見た

・・・やべ・・・
このは・・・嬉しすぎだわ・・・

「ありがとう・・・ございます」

もっと喜びたかったけど・・・感動して・・・

「啓介さん!!記念に!!写真撮ってもらいましょう!!」

愛想の良いクルーはニコニコと自分が書いた絵を囲む俺達を撮影してくれた

「では・・・良いお誕生日を!!」

今度こそ去って行くUSJのクルー

「良かったですね!!」

「・・・このは。ありがとうな」

「そんな!!私が書いた訳じゃないですし・・・でも、勇気を出してお願いして良かった」

へへへっ・・・て笑うこのは

「・・・このは。ありがとう・・・」

このはを喜ばせたかったのに俺が喜んでしまって・・・
それしか言葉が出なくって・・・

「私こそ・・・啓介さんのお誕生日なのに楽しませて頂いて・・・感謝してます」

「俺はこのはが喜ぶ顔が何よりの誕生日プレゼントだって思ってるよ」

「それじゃ困ります!!」

「なんで?」

「啓介さんの誕生日プレゼントは・・・ちゃあんとあるからですよ!!」

悪戯っ子の様に笑うこのはに俺の心はもう・・・夢中だな
どこまで俺を好きにさせるのかな?
これ以上ないって位・・・
大好きだよ・・・

「後でね・・・楽しみにしてて下さいね!!」


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