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奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~ 改訂版
第19章 決別
「お尻上げて……」
ご主人様がボディーソープの付いた指でクリトリスを弄ってくる。
「あっ、んんっ」
もっとして欲しくて腰を上げると、中も同時に弄られた。
「美桜、挿れるよ?」
言葉と同時に、男性器が挿いってくる。
ボディーソープのお蔭ですんなり挿いっても、広げられる違和感はまだあった。
「んんっ、はぁっ」
でもどうしてか、さっきよりは微かな気持ち悦さを感じる。
私の密とボディーソープのせいで、グチュグチュという音が浴室に響く。
「あっ、あぁっ」
声も同じ響き。
恥ずかしいと思っても、我慢出来ない。
抜き挿ししながら乳首も弄られ、浴槽にしがみつくようにしていた。
「あぁっ、はぁっ」
初めての刺激に、もうすっかり冷めていた熱が戻ってくる。
自分が何をしているのか、分からなくなってしまう。
ただ気持ち悦くて、気持ち悦すぎて。
「あぁっ、イイっ、んんっ」
繰り返されるグラインドに、体の中も頭も支配されていく。
「美桜。気持ちイイよ……」
「あっ、はぁっ、あんっ」
返事をしようとしたが、言葉にならない。出るのは喘ぎだけ。
中が気持ち悦くなってくる。
グラインドの度にその感覚は増して、また熱くて堪らない。
「あぁっ、ヤぁっ、んんっ」
ご主人様はウエストを押さえてグラインドを続ける。
手に残ったボディーソープで少し滑るせいで、私も自然と腰を前後していた。
「ヤっ、はぁっ、イヤぁっ」
自分でも限界が近付いているのは解ってる。
だがまだ、この快感を手放したくない。もっとずっと、気持ち悦いままでいたかった。
「あぁっ、やっ、ダ、メっ、はぁんっ」
「美桜。イきそう? いいよ……」
激しくグラインドをされて、もう我慢出来ない。
「あっ、ヤぁっ、イクぅっ! はぁっ……」
真っ白な頭の中で、グラインドを繰り返したご主人様が放出したのは分かった。
「美桜、そのままでいて」
シャワーを出したご主人様が、中を洗ってくれる。
私は、もう恥ずかしがる力も残っていなかった。
抱きしめられ、暫くご主人様の腕の中にいると、段々と恥ずかしくなってくる。
こんな所でまたしてしまうなんて。
「美桜。一緒に入ろう」
ご主人様が、湯船を見て言う。
もう恥ずかしがる相手ではない。全てを捧げた人なのだから。