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第21章 　悦楽の日々

　ご主人様は食事中たまに私を呼んで、丁寧に乳首をしゃぶってくれた。
　みんなに比べれば私は初心者だからかもしれないが、その成長振りには旦那様と奥様も驚いている。
「美桜も、濡れてるね……」
　この体勢だと、動く度にクチュクチュという音がした。
　分かっていても、私は気にせずに男性器を乳房で擦る。
　ご主人様が乳首を弄ってくると、段々と自分の熱なのか男性器からの熱なのか、分からなくなっていしまう。
「はぁっ、んんっ」
「もういいよ。美桜、挿れて……」
「はい……」
　寄せていた乳房から手を放して、すぐに少し前に行く。
　私の好きな騎乗位。
　どんな挿入の仕方も悦いが、騎乗位が一番いやらしく思える。
　いやらしい方が、感じる度合いが違う気がするから。
　以前次男と奈々ちゃんがセックスを見せたように、私も人に見てもらいたくなるかもしれない。それより、あれ以来ない乱交の方がいいかも。
「はぁっ……。あぁっ」
　自分で自分のアソコを開き、男性器を挿れた。
　ご主人様は、そんな様子を見るのが好きなようだから。私も、そんないやらしい姿を見られるのが好き。
「はんっ、あっ、んんっ」
　膝で立って抜き挿ししながら、自分で乳房を揉む。乳首も強く弄ると、すぐイきそうになってしまう。まだ大広間での熱は完全に抜けていない。
「あぁんっ」
　急に強く突き上げられ、背中を反った。
「ヤぁっ、はぁっ、ご主人っ、様っ、あぁっ」
　その後何度も突き上げられ、乳首も弄られると、その揺れが自分に伝わってくる。
　そんな事にも煽られてしまう。
　私は、こんなに恥ずかしい姿をご主人様に見せている。
「美桜っ？　一度、イく？」
「んんっ、イき、たぁいっ、あぁんっ、イかせてぇっ」
「いいよ、イって」
　腕を掴まれて、更に激しく突き上げられた。
「あぁんっ、ヤぁっ、イクぅっ！　んっ……」
　セックスに慣れても、イク時は同じ。
　一瞬頭が真っ白になり、体がビクビクと震えて、力が抜けてしまう。
「はんっ……。あぁっ……」
　私は男性器を挿れたまま、ご主人様の胸に落ちた。