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第21章 　悦楽の日々

「美桜、可愛いよ……」
「んっ……。はぁっ……」
　返事をしたくても、荒い息と朦朧とした頭で言葉が出ない。
　それはご主人様も分かってくれている。
「中、ヒクヒクしてるよ……」
　意識していなくても、私はイった後、アソコの中がヒクヒクと男性器を締め付けるらしい。それは、ご主人様から聞いた事。
　中が波打つように動いて、ご主人様は名器だと言う。
　私に感覚は無く、イった後朦朧として実感出来ないまま。
　少しそのまま休んだ後、男性器を抜かれる。
「んっ……」
「シャワー、行かれる？」
「はい……」
　こうして、少し休めば大丈夫。
　それよりも、また快感が欲しいと思ってしまう。
　私は淫乱なのかもしれない、と考えた事もあった。
　でも欲しいのはご主人様からの快感だけで、長男や三男には触られたくないと思う。誰でもいいわけではない。
　あれ以来オナニーもしていないのは、する必要がないくらいご主人様としているから。
　私は、ご主人様に支えられながら風呂場へ行った。
　もう支えられる必要は無くても、密着していられるのは好き。
　一度男性器をシャワーで流すと、ご主人様が浴槽の淵に座る。私はすぐにそれを咥えた。
「はぁっ……。んっ……」
　少し小さくなっていたが、また硬さと大きさが戻っていく。
「美桜っ、気持ちいいよ……」
「はんっ、あんっ……」
　乳首を弄られ、体が震えた。
　最初から右の乳首の方が気持ち悦かったが、両方とも以前よりもその感度は増している。
「んんっ、はぁっ」
　男性器の根元を持ったまま、口を離してしまった。
　乳首を掠めるようにされると、焦らされているような快感。指で摘ままれてグリグリとされると、それだけで体に熱が生まれてくる。
「あんっ、あぁっ」
「美桜は、ホントにいやらしい子だね。今、どこが気持ち悦いの？」
「はあっ、乳首っ、乳首、がぁ、悦いですっ、んんっ」
　私はご主人様に乳首を向けていて、もっとして欲しいとねだってしまう。
　ご主人様は浴槽に寄りかかって、足を伸ばす。
「美桜、おいで……」
「んっ、は、はい、んっ」
　私はご主人様に密着するように跨り、また自分から男性器を挿れた。