この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~ 改訂版
第1章  オークションとご主人様


「似合うよ。可愛いね。やっぱり、美桜にしてよかったよ」
 ご主人様が、私を見回しながら笑う。
「まずは、僕の部屋の掃除をしてもらおうかな」
 その仕事内容にホッとする。すぐにでもここで、何かいやらしいことをされるのかと思っていた。
「屋敷中が防弾ガラスだし、全ての扉に鍵があるから、逃げようなんて考えないことだね」
 ご主人様に付いて部屋を出た。
「ここが、美桜の個室だからね。5号室。覚えておいて?」
 部屋のドアには、大きく「5号室・美桜」というプレート。
 右側の同じドアの6号室のプレートには、名前が書いていない。奥を見ると扉がいくつかあり、隣は「4号室・奈々(なな)」とある。他にもメイドがいるのだと考えながら少しホッとして、歩き出すご主人様の後を付いて行く。
 角を曲がって広い廊下に出ると、同じメイド姿で私より少しだけ小柄な、セミロングの女性が窓拭きをしていた。
「こんにちは、ご主人様」
 丁寧にお辞儀をし、笑顔を見せている。
「僕のメイドの、美桜。仲良くしてあげて?」
 ご主人様が言うと、女性は私にも笑いかけてきた。私は女性に軽く頭を下げ、またご主人様の後を付いて行く。
 さっきから、胸に違和感があった。ブラを着けていないから、服に擦れて乳首がピリピリする。歩くと胸が揺れてそれは続くが、男性のご主人様には言いづらい。平然を装って後を着いて行った。
 私の住んでいた家も広かったが、ここは比べ物にならない広さ。窓から見える景色は、庭とは思えない。正門らしき大きい門も遠くに見えるが、そこからも道路が整備されているのは、車でないと玄関まで遠すぎるからだろう。うちにも車寄せはあったが、レベルが違いすぎる。
 真っ直ぐ進んだ先の、階段を2階へ上がった。また廊下を進み、並んでいる3番目のドアを開けたご主人様に促され、私は入るしかない。
 広い部屋の中央には、大きなテーブルの豪華なソファーセット。壁から間を取った所には、キングサイズのベッドがあり、向かい側の壁は全てクローゼットになっている。部屋の奥には、さっき個室と言われた部屋のものの三倍はある浴室。正面の窓からは、また広い庭が延々と続くように見えた。
「ここが僕の部屋。まずは、ここの掃除から。道具はそこ」

/162ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ