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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第2章  ロリちゃんと3P

 テーブルにあるボタンで黒服を呼ぶと、伊織が色々と注文する。料理のメニューをチラッと見たが、どれも10円か20円。昨日よりは高いが、勿論余裕の金額。
 すぐにボトルや料理がテーブルに運ばれてくる。
 中央には、テレビでしか見たことがないフルーツの盛り合わせ。これが高いことだけは知っているが、100分の1の世界なら気にすることはない。
「伊織ちゃんは、いくつ?」
「13歳」
 見た目より若くて驚いた。でも、近くでよく見るとそう思える。
「お兄ちゃん、王族の人でしょ?」
 また言われてしまった。
 俺は長袖Tシャツに、ジーンズ。でも外で見た人達はまさにRPGの様な服装だったから、高級に見えるのかもしれない。
「ん……」
 何と答えていいか迷っているのを、伊織は隠したいと取ったよう。「内緒なのね」と勝手に勘違いしてくれたのは助かった感じ。
 水割りを作って出してくれ、別に頼んだ伊織のジュースと乾杯した。
「このお店、初めてでしょ?」
 黒服は、客の顔を全員覚えると聞いたことがある。伊織はそれを聞いてきたんだろう。
「じゃあ、お兄ちゃん、サービスのこと、知らないんだよね?」
「サービス?」
 その言葉に胸が弾む。
「ホントはお金かかるんだけど、お兄ちゃんならいいよ。いっぱい注文してくれたし。指名してくれたし……」
 小声で言った伊織が体を寄せてきて、肩のリボンを指差す。
「でも、ここだけね。解いていいよ」
 リボンは飾りではなく、結び目だった。端を引っ張ると。ハラリとワンピースの片方が落ちる。片方だけ、おっぱいが見えた状態。
 その為に、ソファーをこんな置き方にしているのか。音楽が少し大きめなのも。ここなら、何をしても他の客に解らない。
「こっちも解いていいよ……」
 言った伊織を無視して、俺はおっぱいを揉んだ。片方だけ見えている状態にもそそられる。
「あん……」
 指が乳首を掠め、伊織が甘い声を出す。
 エロい。エロすぎる。
 周りには、他の客や女の子達がいるだろう。でもこの状況は、誰にも解らない。こっそりとエッチなことをするのは、男心に突き刺さる。それもロリちゃんとだ。
「お兄ちゃんの、せっかちぃ……」
 それを聞きながら、俺は乳首を摘まんだ。

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