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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第14章 王族のロリちゃん
これなら何も知らなくて嫁いでも、大丈夫だったかもしれない。
「あっ、お兄っ、ちゃっ、ああっ」
マリーはそろそろ限界なんだろう。
剥けたばかりのオマメもチンポに擦られて、堪らないはずだ。
「ヤっ、んんっ、お兄っ、ああんっ」
「イク? イきそいう?」
マリーは首を振ったが、もう全身がビクビクとしている。
「もうっ、ああっ、もっ、い、くっ、いくぅっ! あっ……」
10歳の可愛い声でのこんな言葉が聞けるなんて、俺は幸せ者だ。
「はぁ……。んっ……」
俺の腕を離れた小さな手が、シーツに落ちている。その横に俺は添い寝した。
「どうだった?」
「せっくすは、これで、終わり……?」
「ん。一応はね……」
俺は何かを含めるように答える。
「まだ、何か、あるの……?」
少しボーっとしたままのマリーだが、まだ興味はあるらしい。
「あっ、お水を、くれる?」
セックスが終わったら、また下僕に元通り。
マリーに笑い掛けてから、内線電話で飲み物と軽食を頼んだ。
「これを使えば、持って来て、くれるの?」
「そう。だからちょっと待っててね」
コクンと頷いたマリーが、甘い溜息と共にベッドに体を預ける。
少ししてオレンジジュースとサンドイッチが届くと、マリーが上体を起こして食べ始めた。
「まあまあ、かな……」
お姫様の口には、合わないかもしれない。
そう言いながらもセックスの疲れからか、俺は一切れ食べただけで後はマリーが食べた。
ジュースを飲んで一息つくと、マリーが俺をじっと見る。
「さっきの……。せっくすは、あれだけじゃないの?」
「ん。他のやり方もあるよ。その方が、嫁いでも喜ばれるかな……」
「それを教えて。嫁ぎ先が、もうすぐ決まるから」
その言葉に驚いた。決まるというのは婚約だろう。もうすぐ婚約するのに、処女を奪ってしまった。オマメも剥いてしまったし……。
でも逆に考えれば、もう何度しても同じだ。
「来週、嫁ぎ先の使者が来る。実際に嫁ぐのは、12歳になってからだけど。それまで会うこともない」
マリーは相手の顔も知らずに嫁に行くのか。王女だから、仕方ないんだろう。昔の日本だってそうだったんだから。
俺は急いで皿とジュースを端のテーブルに載せ、ベッドに戻った。