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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第22章 アイドルロリちゃん
俺の土曜のお決まり。支度をして、黒いシミに入った。
着いたのは草原。遠くまで見渡せるが、あるのは目の前の街だけ。
街に足を踏み入れると、少女達が「よろしくお願いします」と言ってチラシを渡してくる。
年齢も身長もバラバラ。巨乳もいれば、ペッタンコちゃんも。
歩きながら手書きのチラシを見ると、アイドルグループのライブがあるらしい。エンジェルという名前のようだ。
競売、という文字が目に入った。
ライブで好きなコを探し、ライブの後競売があるようだ。
地図通りに歩きながら、周りの店も覗く。ここでも、牛肉が百グラム三十円から。百分の一の世界だと確認し、ホッとする。
地図の場所に着くと、繁華街。
一件の店だけがやたらと派手な装飾で、数人の呼び込みがいた。
「お兄さん、あっ、これは失礼致しました。王族の方でしたか」
俺はまたジーンズ。王族に見られるのは、特もあるかもしれない。
「一番席に、まだ空きがございますよ。いかがですか?」
多分、S席の事だろう。
「エンジェルの公演は、今日が最後ですよ。うちの店限定です」
競売というのが気になり、男にドアをあけられ店に入った。
「一番席でございますか? 二百円になります」
換算して、二万円の席。
だが案内されたのは、店の中に椅子を並べただけの席。両側にボックス席があるのは、普段は呑み屋として営業しているからだろう。
二メートル程前には、一メートルくらい高くなったステージ。ここなら、好みのコを探しやすい。
三十分して始まったのは、正にアイドルライブ。
大音量で音楽が流れ、数えてみたら十二人の少女達が踊りながら歌う。
クルリと回る振り付けでは、短いスカートの中が見える。オレの世界でも同じ事はあるが、違うのは全員生パン。それも、白いパンツ。
それだけでも感動だが、センターや前列にいるのは巨乳ばかり。
ローテーションで後列のコ達が前に来た時、可愛いロリちゃんを発見した。
みんなより、頭一つ小さい。胸はペッタンコで、俺好みの顔。
一時間くらいだろうか。ステージが終わると、センターから順に一人ずつステージに立つ。
「サエです。よろしくお願いします」
お辞儀と共に、谷間を見せていた。