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第27章 　調教済み？

「当たり前でしょう。今いるコも、そろそろ調教を始めようと思ってたけど。やめるわ。3人で、今の店を普通にやっていくから」
「お姉ちゃんっ！」
　リリアがマリアに抱き着くと、マリアの爆乳が押しつぶされた。
　一般的趣向の男にはヨダレもののシーンだろうが、俺はリリアの笑顔だけを見る。
　その後俺だけシャワーを浴びていると、2人はベッドで何か話していた。
　ロリちゃんとセックスも出来たし、まあ、爆乳も拝めたし。
　帰ろうとする俺に、バスタオルを巻いた2人が駆け寄って来た。
「はい。これ」
　マリアに渡されたのは、千円札。リリアを買った代金だ。
「えっ。でも……」
「こうやって、お互いの気持ちを確かめられたのは、お兄さんのお蔭だから。ねぇっ、リリア」
　リリアもマリアに寄り添い、笑顔を見せている。
　明日マリアの酒場は、休業かもしれない。今までの分を、ここで取り戻すのもいいだろう。
　2人に見送られ、俺は自分の世界へと歩き出した。



　つづく