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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第28章 現実
握っていた手から力が抜け、俺の胸に倒れ込んでくるのを抱き締めた。
「はぁっ……。んんっ……」
大きく呼吸をしていただけの由麻菜が、そのうちゆっくりと手を伸ばし、俺の肩に掴まろうとする。
「んっ……。お兄っ……」
何とか抱きかかえてベッドに寝かせ、添い寝して抱きしめた。
「由麻菜……?」
「はぁ……。お兄、ちゃん……」
俺の存在を確かめるかのように、背中に腕を回してくる。
「どうだった?」
「んっ……。どっかにぃ、堕ちちゃいそうな、感じでぇ……。真っ白く、なったのぉ……」
ちゃんとイけたんだろう。ホッとしながら、頭を撫でた。
「何、だったのぉ?」
「由麻菜は、イっただけだよ。セックスでは、イイ事だから」
「でもぉ、怖かったぁ……」
俺の胸に顔を埋め、呟くように言う。
「初めてだったからだよ。これからは、もっと悦くなるから」
「あの格好もぉ、恥ずかしかったぁ……」
騎乗位の事だろうが、体が小さいからM字開脚になるしかない。成長して身長が伸びれば、膝を着けるようになるはず。
それまで、由麻菜が俺を好きかは解らないが。
何かにつけ、すぐそんな風に考えてしまう。
由麻菜は、卒業宣言をしたが、元人気アイドル。俺は、どこにでもいるような普通すぎる男。助けた事が切っ掛けで仲良くなれたが、今まで由麻菜が恋愛禁止だったせいもあるはず。その先色々な男と会うようになれば、振られてしまう確率が高い。今から長く続く期待はせず、愛されているこの時を楽しむしかない。
「えっ!? ヤっ……」
由麻菜がオマンコを押さえた。急いでタオルを当て、出てくる俺の物だと教える。
色々と由麻菜の初めての相手になれるだけで、俺には充分だ。
「シャワーで流そうか」
頷く由麻菜を抱き上げ、浴室へ行った。
マットの上に膝で立った由麻菜の太ももには、ザーメンが流れ出ている。
それを見て、またそそられてしまう。
「洗い方、教えてあげるよ」
シャワーを出し、泡立てた石鹸をオマンコに塗った。そのまま指を挿れると、由麻菜が反応する。
「んっ……」
わざと奥の方を刺激するように、中を洗っていく。
「はぁっ……」
由麻菜は段々と後ろへ下がり、浴槽の淵に寄り掛かった。