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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第28章  現実


「お兄、ちゃんっ、んんっ……」
「ん? 気持悦いの?」
 恥ずかしさからか、由麻菜は首を振る。
 だが、俺にも解っていた。滑りがいいのは石鹸の泡だけでなく、密も増えている事に。
 セックスを覚えたばかりの由麻菜には、すぐ快感に繋がる行為だろう。
「はぁっ、んっ……」
 完全に喘ぎに変わった声を聞き、泡を付けたもう一方の指先で乳首を撫でた。
「あんっ」
 声を出してしまった事が恥ずかしいらしく、由麻菜は俯いて我慢を始める。
「由麻菜。気持ち悦いなら、いやらしい声、もっと聞かせて?」
「だってぇ……。あっ」
 指を増やすと我慢出来なくなったようで、俺に抱き着いてきた。
「んっ……。気持ちイイっ、はぁんっ」
「由麻菜。後ろ向いて……」
「えっ。うんっ……」
 後ろを向いた由麻菜が、浴槽に掴まっている。その手を解き、抱き上げて四つん這いにしてみた。
「ヤ……。恥ずか、しい……」
「可愛いよ。由麻菜」
 指を抜き挿しすると、手と膝を着いたままの由麻菜がまた喘ぎ始める。
「あんっ、はぁんっ」
 正常位以外、初めは誰でも恥ずかしいだろう。だがせっかくこの世界へ来たんだから、色々な事をやってみたい。
 元の世界だと、何となく淫行罪という言葉が浮かんでしまう。やる事は同じだが、この世界なら許される気もしていた。
「何、するのぉっ、あっ」
 チンポの先を入口に当てると、由麻菜がビクンとする。
 本当に、正常位しか知らなかったんだろう。そんなコを開発出来るなんて、至福の極み。それも、まだ13歳で数時間前まで人気アイドルだった由麻菜だ。
「ヤっ、んっ、恥ずか、しいっ、あんっ」
 ジワジワと挿入していく。
 この世界でなら、ゆっくりと楽しめる。何日間泊ったって、戻れば来た時と同じ時間だし、金だって余裕。
 物価が100分の1で、本当に良かった。
「ああっ、はぁっ」
 途中までジワジワと挿れ、後は一気に奥まで。
「あんっ!」
 可愛い顔やおっぱいが見えないのは残念だが、小さな全身の震えは伝わってくる。
「ヤっ、お兄ぃ、ちゃんっ、はぁんっ」
 抜き差しする度に、可愛いオシリと当たる音。だが由麻菜の喘ぎの方が大きく、浴室内だから余計に響く。
「由麻菜? 悦い?」
「ヤぁっ、んんっ」


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