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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第28章  現実


「ああんっ! な、にぃっ、はあっ!」
 バイブはまだ“弱”だが、由麻菜は全身をビクビクさせている。
 中からの音がグチュグチュに変わり、いやらしいくらいの喘ぎ声。
「はぁんっ、んんっ、あんっ」
 13歳の由麻菜には早いかとも思ったが、これも普通のセックスだと教え込んでしまいたい。何も知らない彼女なら、逆に受け入れるのも早いだろう。
「あぁんっ、お兄っ、ちゃんっ、はんっ」
 バイブの、グチュグチュという音。オマメをしゃぶるピチャピチャという音に加え、由麻菜の色っぽい喘ぎ。
 これなら大丈夫だろう。
 バイブを“強”にしてから、また乳首を弄った。
「ああっ! 凄っ、いぃっ、はぁんっ」
 まるで、調教しているような気分だが、2人の間には愛情が存在している。由麻菜をオモチャにしているわけじゃない。出来る限り気持ち悦くしてあげたい気持ちと、普通のセックスだと思わせる為。
「はぁっ、お兄、ちゃんっ、ヤぁっ、んんっ」
 イくのを我慢している様子だと感じ、俺は顔を上げた。
 片手でオマメを弄り、感じる右の乳首だけを弄り続ける。
「イっても、いいんだよ?」
 由麻菜が、俺の腕を掴む。もう一方は、シーツを強く握っている。
「ヤっ、んんっ、あぁっ、由麻、菜ぁっ、はぁんっ、お兄っ、ちゃぁんっ!! はぁっ……」
 イく瞬間の、いやらしい表情を間近で見ていた。
 ギュっと目を瞑り、眉を寄せ、口だけは開いたまま。
 その瞬間は小さな手に力が入ったが、すぐに弛緩していった。
「んっ、んんっ……」
 それでもバイブは、まだ由麻菜を責め続ける。
「あっ……。はんっ」
 由麻菜を抱き上げ、膝で立たせて俺の肩に掴まらせた。
「んんっ、あんっ」
「気持ち悦い?」
「はぁっ、イ、イっ、あぁっ」
 やめて欲しいと言えば、バイブを抜くつもりではいる。だが由麻菜は体勢が変わったせいか、また喘ぎを漏らし始めた。
「んっ、あんっ、お兄、ちゃっ……」
 今由麻菜の中では、バイブがグニグニと激しい動きをしているはず。わざと変えていた向きをズラし、外側のと突起がオマメに当たる用にした。
「はぁんっ! あぁんっ!」
 振動が、オマメを責め始める。
 追い打ちをかけるように、俺は右の乳首をしゃぶり始めた。


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