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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第30章 麻菜ちゃん。五年生
今から思うとカナリ上から目線だったが、そうでも言わないと、当時の麻菜の言動が落ち着かなかったから。
「麻菜がまだコドモだから、ダメなの?」
悲しそうに言われると、余計にどうしていいか解らない。
「麻菜、オトナと同じコト出来るもん。……お兄ちゃん、いいよ、触っても」
「えっ?」
「だって。恋人は、おっぱい触ったりするんでしょ。それくらい知ってるもん!」
どこで仕入れた情報なのか、麻菜は真面目な表情をしている。
少し怖がらせるのも、いいだろう。このまま「お兄ちゃん、お兄ちゃん」じゃ、後数年経った麻菜に本物の彼氏が出来ないかもしれない。
「麻菜。じゃあ、ベッドの上に座ってごらん」
壁際のベッドを指差した。
「はーい」
あまりにも素直に動かれ、俺もベッドに載った。麻菜は俺の方を向いてジッとしている。
「ホントに、触っていいの?」
「うん」
まだ、全く怖がっていない。でも、実際に経験すれば解るだろう。
「触るよ」
俺は麻菜のTシャツの上から、胸の辺りをさすってみる。
微かな膨らみを感じて、俺は内心驚いた。
ブラをするほどではないが、コドモだと思っていた麻菜の、胸が微かに膨らんできている。
当たり前のことだが、麻菜も少しずつ成長しているんだ。
胸をさすり続けていると、掌に何か触れている。
乳首だ。
さすったせいで、麻菜の乳首が勃ってきた。
「お兄ちゃん……」
少し俯きながら麻菜に言われ、怖くなったのかと思ったが、どうやら違う様子。
「あのね……。そこ、気持ち、イイの……」
乳首が勃ったのは単なる刺激のせいじゃなく、麻菜が感じてるから?
軽いショックを隠しながら、俺はTシャツを捲って胸を見ようとした。でも麻菜は勘違いしたらしく、自分からシャツを脱ぐ。
「麻菜?」
言うと、シャツを投げ捨てた麻菜が抱き着いてきた。
「麻菜、全部知ってるよ。友達は、もうセックスしたって……」
俺達の時には考えられないが、5年生がセックスする時代になったのか。勿論、それは一部だろうが。
「だから麻菜も、お兄ちゃんと、したい……」
麻菜がそう言うなら、怖がるところまで進めてみよう。
麻菜をベッドに寝かせ、乳首を弄ってみる。