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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第35章 麻菜ちゃん怒る
「ああ。今日だって、麻菜と仲直りしたくて、プレゼントを買いに来たんだよ。そしたらあの子が、ぶつかってきて……」
全部本当の事だ。
「ぶつかってって、麻菜が言ったんだもん」
「……どうするんだよ。入る? ここで別れる?」
別れるという言葉に驚いたのか、麻菜が大きく首を振る。
俺は単に、今日はここで別れるかという意味だったのに。
「イヤっ。入る。入って、みたい……」
麻菜の本音が、聞けたようだ。
セックスは、いつも俺の部屋。麻菜だって本当は、ラブホに興味があるだろう。
法令違反だが、ラブホの従業員はそんな事確かめたりしない。
小窓から鍵を受け取り、エレベーターで部屋に行った。
「うわぁ……。可愛い……」
麻菜の為に選んだ、ピンクがベースの部屋。
「ベッド、大っきい」
麻菜はベッドに乗り、喜んでいる。
「歩き回って汗かいたから、シャワー浴びてくるよ」
「麻菜もっ」
麻菜が、ツインテールを降ろしてから付いてくる。
ラブホの浴室は広い。麻菜はそれにも喜んでいた。
浴槽を湯張りにしてから、順番にシャワーを浴びてボディーソープで体を洗う。
「初めてだね。一緒にシャワー浴びるの」
「そんな事ないぞ?」
麻菜は考えるように、首を傾げる。
「麻菜が小さい時、よく一緒に風呂入ったろう?」
「そんなの、昔の事でしょ」
麻菜は昔と言ったが、幼稚園の時は六歳。たった四年前だ。
溜まった湯船に二人で入ると、ザーっとお湯が溢れる。それを見て喜んでいるなんて、麻菜はまだまだコドモだ。
「麻菜。ここで出来る?」
俺が浴槽に開いた両足を掛けると、チンポは麻菜の目の前。
「うん……」
麻菜がすぐに、チンポを掴む。そのまましゃぶられ、半勃ちだったモノが硬くなっていく。
「ふぅ……。はぁっ……」
横をしゃぶったり、筋に沿って舐めたり。段々とフェラが上手くなってきている。
完全に勃起した俺は、麻菜の頭を離す。
「このままだと、のぼせちゃうから、出よう」
「うん……」
浴室の外へ出ようとする麻菜を、引き留めた。
「ここに、横になって?」
隅にあったマットを持ってくる。
そこに麻菜が仰向けになると、俺は手にボディーソープを着けた。