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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第36章  オシオキ?



 麻菜は俺の部屋に小さな机を出して来て、さっきから宿題をしている。
「お兄ちゃん。終わったよー」
「ん? 見せてごらん?」
 麻菜は勉強が苦手だからチェック。不正解はあるが、全部合っている必要は無い。
「ねぇー」
 麻菜が背中から抱き着いてきた。
「まずは、片付けろよ」
「うんっ」
 宿題と机を片付けた麻菜が、また抱き着いてくる。
「お兄ちゃんは、また難しいやつ?」
 麻菜がパソコンを覗き、ページを閉じようとしたが遅かった。
「あっ。これ、可愛い。こっちも」
 麻菜が指差したのは、ヒラヒラのコスチューム。一見、可愛いだけに見えるだろう。
 俺はすぐに、そのページを閉じた。
 この前、麻菜が同級生を使って俺を騙したのは忘れていない。
 オシオキはしたいが、同じ手は使えない。協力者に、理由を話さなければいけなくなる。
 相手がせめて高校生なら、話は早いのに。まだ五年生の麻菜の事は、絶対誰にも話せない。
「ねぇ、お兄ちゃんてばぁ……」
 麻菜がセックスに誘っているのは分かっているが、俺の頭の中はオシオキの事でいっぱい。我ながら情けないが、それくらい俺はまだ怒りが残っている。
 キスもせず、取り敢えずベッドに座った。すぐ奥の壁に寄り掛かる。
 ジーンズのボタンとジッパーを外すと、麻菜が嬉しそうにベッドに乗って来た。そのままジーンズとトランクスを脱ぐと、すぐにチンポを咥えられる。
「はぁっ……、んんっ……」
 こんないやらしいコになったのは、俺のせいだろう。最初は、怖がらせる為だったのに。いつの間にか自分の想いに気付き、今は恋人同士。
 麻菜の舌遣いが上手いのは、天性のものだろう。それとも、ネットなどで勉強しているのか。
 ツインテールが、激しく揺れていた。
「くっ……。麻菜……」
 さっきまで、いかがわしいサイトを見ていたせいもある。
「出すよっ……」
 麻菜は出来るだけ奥まで咥え、放出を受け止めた。顔を上げると、ゴクリという音。残滓も吸ってくれる。
 ツインテールの髪を撫でてから、ベッドを降りた。
「お兄、ちゃん……?」
 引き出しの奥から出してきた箱を持って、すぐベッドに戻る。
「お兄ちゃん、それ、なあに?」
 麻菜は興味津々」


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