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第41章 　02　お野菜大好き？

「ミナミちゃん？」
「んんっ……」
　軽く抱き起してドレスを抜いたが、色々と付いていて着られそうにない。
「ミナミちゃん？　ごめん。ドレス、汚しちゃって」
　後でここから出るにも、服は必要だ。
「あ……。平、気。持ってきて、もらうから」
　ゆっくり起き上がると、ミナミは壁のインターフォンのようなものを取る。
　相手と話しているのを見て、カラオケボックスの内線電話のようだと思った。
「シャワー、浴びて来れば？」
「うん。今、来るから……」
　少ししてノックの音がし、半分ドアを開けたのは黒服。
　全裸のまま汚れたドレスを渡し、ミナミが受け取ったドレスは三着。
「お兄ちゃん。どれ着るのがいい？」
　ベッドに戻ったミナミに訊かれる。
　どうやら、着衣でのプレイが好きだと思われたらしい。
「ううん。着なくていいよ。裸で」
「そう？　いくら汚しても平気だよ？」
　俺が首を振ると、ミナミはソファーに三着共置いて断わってからシャワーへ行く。
　ミナミの体は色々とベタベタ。髪にも付いていて、さっき黒服に見られただろう。
　気を取り直して、俺もミナミの後シャワーへ行った。
　ベッドへ戻ると、バスローブ姿のミナミがペタンと座っている。
「ミナミちゃん……」
　キスをして、舌を絡め合う。
「はぁ……。んっ……」
　舌遣いが上手いことに期待してしまうが、俺のチンポを咥えるのは無理だろう。
「え？」
　勃起したチンポが当たり、急にミナミが俺から離れた。