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悠一郎の独り言
第17章 2017年11月28日(火)23:19
天気予報が当たり、暖かな陽気は4月並みの気温でした。
Tシャツ一枚でもいいぐらいですね。
今日は沙羅さんと絵を描く約束をしていたので早く起きてしまいました。
午前中にチョコレートショップに行き、博多の石畳を購入しました。
喜んでくれるといいなと、久しぶりにウキウキしています。
いえ…始めてかもしれません。
ドキドキはいつものことです。
ウキウキは…経験したことがないかもしれません。
誰かと会うのにこんな気持ちになるなんて不思議ですね。
最近は絵を描いていなかったので少し早めに公園に行きました。
暖かいからなのかウォーキングしている人も多い気がします。
キャンパスを出して色をのせていきます。
青々としていた葉っぱは、今は赤く染まっています。
それでものせる色は青々とした緑なのです。
それを何度も塗り重ねながら夏のイメージを作り上げていきます。
「きれいな色ですね」
後ろから沙羅さんの声が聞こえてきました。
振り向くと、薄手のTシャツを着た沙羅さんが立っていたんです。
私は立ち上がり、彼女の画材道具を持ち準備を手伝いました。
その間に彼女は珈琲の準備をしてくれました。
私が博多の石畳を出すと、喜んでくれました。
「チョコレートショップのですよね。うれしい」
と満面な笑顔を向けてくれました。
買いに行ってよかったと心から思いましたね。
それからチョコレートと珈琲で、ゆったりと時間が過ぎていきます。
この週末何をしていたのか聞かれ、風邪を引いていたと告げると、とても心配してくれました。
今日も外で大丈夫なのかと羽織っていた服を渡してくれました。
それを私は彼女の膝にかけて「大丈夫です」と一言伝えました。
私にしては上出来だと思いませんか?
思った以上にスマートに会話ができているのに驚きです。
徐々に慣れてきたのでしょうか?
それから、絵を描きながら色々と話しました。
「悠一郎さんは仕事は何をされているんですか?」
その問いかけにどうするか悩みました。
本当のことを言うべきか…
だけど、彼女に嘘はつきたくなかった。
なので正直に話すことにしました。
「実は…小説を書いているんですが…」
「えっ…」
沙羅さんの驚きの声が聞こえました。
まぁ…思っていなかった職業でしょう。
それは自覚しています。
「顔出しはしていないので知らないと思いますが…」
Tシャツ一枚でもいいぐらいですね。
今日は沙羅さんと絵を描く約束をしていたので早く起きてしまいました。
午前中にチョコレートショップに行き、博多の石畳を購入しました。
喜んでくれるといいなと、久しぶりにウキウキしています。
いえ…始めてかもしれません。
ドキドキはいつものことです。
ウキウキは…経験したことがないかもしれません。
誰かと会うのにこんな気持ちになるなんて不思議ですね。
最近は絵を描いていなかったので少し早めに公園に行きました。
暖かいからなのかウォーキングしている人も多い気がします。
キャンパスを出して色をのせていきます。
青々としていた葉っぱは、今は赤く染まっています。
それでものせる色は青々とした緑なのです。
それを何度も塗り重ねながら夏のイメージを作り上げていきます。
「きれいな色ですね」
後ろから沙羅さんの声が聞こえてきました。
振り向くと、薄手のTシャツを着た沙羅さんが立っていたんです。
私は立ち上がり、彼女の画材道具を持ち準備を手伝いました。
その間に彼女は珈琲の準備をしてくれました。
私が博多の石畳を出すと、喜んでくれました。
「チョコレートショップのですよね。うれしい」
と満面な笑顔を向けてくれました。
買いに行ってよかったと心から思いましたね。
それからチョコレートと珈琲で、ゆったりと時間が過ぎていきます。
この週末何をしていたのか聞かれ、風邪を引いていたと告げると、とても心配してくれました。
今日も外で大丈夫なのかと羽織っていた服を渡してくれました。
それを私は彼女の膝にかけて「大丈夫です」と一言伝えました。
私にしては上出来だと思いませんか?
思った以上にスマートに会話ができているのに驚きです。
徐々に慣れてきたのでしょうか?
それから、絵を描きながら色々と話しました。
「悠一郎さんは仕事は何をされているんですか?」
その問いかけにどうするか悩みました。
本当のことを言うべきか…
だけど、彼女に嘘はつきたくなかった。
なので正直に話すことにしました。
「実は…小説を書いているんですが…」
「えっ…」
沙羅さんの驚きの声が聞こえました。
まぁ…思っていなかった職業でしょう。
それは自覚しています。
「顔出しはしていないので知らないと思いますが…」