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第27章 2017年12月15日(木）00:44

そんなところに私を誘うって…少しは期待していいのでしょうか？
もうドキドキして、その音が聞こえてしまうのではないかと思うほどドキドキしてしまいました。
今、思い出しただけでも、死にそうなぐらいにドキドキします。

「あっ…他に行く人がいるなら…無理は…」

中々返事をしない私に、沙羅さんは笑顔を曇らせました。

「えっ…あっ…大丈夫です！！空いていますから」

と力強く言ってしまって恥ずかしかったです。
そんな必死な私を見て、沙羅さんは少し笑ってくれました。
それからは、その光の祭典のパンフレットをみたりと時間を過ごしました。
今日は来てよかったと思います。
担当者さんに感謝しないといけないですね。
16時になる前に帰ることにしました。
仕事の邪魔をしてはいけないので…

「月曜日楽しみにしていますね…また、食事していきましょう…今度は、私の好きなお店に連れて行きたいんですけど、いいですか？」

帰り際に、そんなことを言ってくれました。

「もちろん、大丈夫です。私も楽しみにしてます。」

そう言って、沙羅さんと別れました。
月曜日はデート…
今度は最後まで楽しくデート？できたらいいなと思います。


今日は、本当にきてよかった。
寒い冬なのに心はポカポカに暖かな一日となりました。