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幸せになれる恋
第17章 恋敵を成敗



聖は労組で今回のことを話した。


聖は会社に居なくてはならない設計者で
大事な人で役職がある。
一方浜田は経理部の一般社員。


会社からしても居なくなって困るのは聖。



聖は浜田の異動が受理されないのであれば
退職も視野に入れると。
設計士の資格があるから
就職には困らない。
それだけ本気でいることを伝えた。



お昼から桜のショップに行って
一応事情を話した。
店長も理解していて
1週間休みになったと聞いた。


聖はそれだけあれば
少しは楽になるだろうと思っていた。


桜にLINEをした

《桜。ちゃんと昼飯食っとけよ。
今日早く帰るから鍋にしような。》



桜に送ったLINEが既読にならず
聖は焦った。


それから不動産屋に相談した。
駅が近いマンションがないか。
今のマンションを売れば
どのくらいになるかなど
少しずつ実行していた。


一方桜は考えていたけど
しんどくなってきて寝ていた。

聖のLINEも気付いていないだけだった。



4時に会社から連絡があった聖は
一度会社に戻り今回の決定を聞いた。




【経理部 浜田優二
来月より〇〇〇支店へ異動を命ずる】



それは日本の一番北側にある支店だった。



会社はそこならあまり帰って来ることも
ないだろうと言う判断だった。




聖は桜に送ったLINEが
既読にならないのが気になっていたので
その事を聞くとすぐに会社を出て
電車に乗り家に帰った。



玄関を開けても家の中は真っ暗で
寝室も居ない、風呂も居ない
トイレも…

でもリビングにスマホがあった。
だから家の中にいると確信した聖は
全ての部屋を探すと


ゲストルームのクローゼットが
少しあいていた



居た。
クローゼットの隅に丸まって
涙を流した痕を残して寝ていた。



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