この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
幸せになれる恋
第20章 行方不明



桜の提案に聖の表情が変わった。

桜はナイスアイディアだ!!と思ったのに



「水着?そんなの着たらみんなが桜の事見て
大変な事なる。ありえねぇ...
沖縄何か行かなくていい。
旅行なんか行く必要ない。
家で桜と二人で居れたらそれでいい。
だから仕事も頑張らない…」



桜は失敗だ。と肩を落とした。


「聖さん。今日どうしたんですか?
何が不安なの?
クルマでお仕事行って帰りも一緒に
帰って来るから大丈夫ですよ!
お買い物行って帰らないと
土日に買い物行けてないでしょ?」

「仕事休む...」

「体調悪いの?病院は?」

「体調悪くない。病院行く必要ない。」



桜は困った。
ホントに今日は駄々っ子な聖で
どうしようか考えるのに必死だった。




「聖さん。今日の夜この前行ったあの居酒屋に
ご飯食べに行きましょ?
ここまで車で帰ってきて歩いて行けば
飲めるから!!」

「行きたくない...」

「分かりました。聖さん休むなら
休んで構いませんよ。
でも、私を一人で…電車に…乗せるつもり…?」

桜は嘘だけど声を震わせて
顔を手で覆って泣きそうな声で聖に問いかけた。


「聖は…私を一人にして…平気なの?
私は耐えられない…電車も...嫌なんです…」


「桜。悪かった。ごめん。泣かせた。
怖いのにごめん。
準備しよ。それで夜居酒屋行こ。
買い物もして、夏は沖縄行こう。
頼むから泣き止んでくれ。」

「よかった!!!!
さー、準備しましょ」


桜が明るく言って顔をあげると
聖は怒っていた。




/466ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ