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幸せになれる恋
第20章 行方不明


「桜、お前泣いてねぇの?」

「はい。泣いてません。
聖さんが駄々っ子だから嘘泣きです。
さて準備ー。お風呂先に入ります!」

「お前俺で遊んだの?
腹立つ。帰ったら覚えとけよ。」

「聞こえませーん」

「桜!!!!お前な!!!
あー、そういう態度かよ?
いいよそれならそれで。
さて俺は飯作りながら
誰かさんが豪快に潮噴いて汚した
シーツでも洗濯しようかな。
それとも夜も同じことになるから
ほっとくか。」

「なっ、何を言ってるんですか?
今日は飲んで帰るからそんな事しない。
はっ、は、早く準備しますよ。」



いつもこうだ。聖にからかわれて
桜が照れてしまう。
そしてSの聖には勝てない...



二人はテキパキと準備して
二人で家を出て車で出勤した。


「終わったら会社来て受付で
俺の名前出して。
そしたら連絡来るから。
桜頑張れよ。」


「はい。行ってきます。
聖さんも頑張ってくださいね」

「あぁ。行ってくる。」



二人は軽くキスをして
桜は車から降りた。


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