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幸せになれる恋
第20章 行方不明


一方聖は会社のデスクで携帯を握ったまま
項垂れていた。


あいつ、気付いてなかった...
バカみたいに喜んで貰いたくて
ご飯にふりかけでハートを書いたりしたのに
まったく気付いてない...


「はぁー......」









『ちょっと。聖
何してるの?気持ち悪い。
ウジウジしないで。
天気いいのにここだけジメジメしてる』

「おい。お前もうちょっと先輩に
優しい言葉とかかけれねぇのかよ」

『優しい言葉ね...
要らないでしょ。どうせ彼女でしょ?』

「っっ!どうせとは何だ。
彼女?婚約者だ。」

『へーーー。プロポーズしたんだ。
指輪は?いくらしたの?どんなやつ?
何ctだったの?』








「......。」






























プロポーズ...?



































「プロポーズなんてしてない」

『え。してない?
婚約者って言ったじゃない!?』

「約束はした。」

『口約束とか?』

「だったら何だ…」

『ありえなーーーーい。口だけってはーはははっっ。
ないわー。聖マジない。
彼女可哀相。プロポーズして指輪くらい
渡してあげなよ。
学生じゃないんだから言葉だけなんていらないよ?』

「麗華。お前はホントに俺には容赦ないな。
これから渡すんだよ。モノには順番がある。」

『何言ってるの。仕事では順番なんか考えずに
部下にあれこれやらしてるくせに!!』

「お前文句言うのか?
今回のカフェのこと忘れたか?
俺がわざわざ水族館まで行ってアイデアだして
設計して契約取ってやったのに」

『わざわざって!デートだったんじゃないの?』

「うるせぇーーーー!もういいよ。
仕事しろよ。
俺は資料探しに行く。
お前と話してたらしんどい。桜に会いたい。」

『聖って変わった。
会いたいとか言わなかったのに。』





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