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幸せになれる恋
第20章 行方不明



桜はぼーっとしていた。

私は汚い。
幸せになれない。
なっちゃいけない。
ここに居てはいけない。
聖さんが不幸になる。


...死にたい。



あの人にこの先会う事が…
会ってしまう危険性があるなら...



死んで居なくなりたい。




どうしたら楽に死ねるの?
飛び降り?首吊り?
自分で自分を刺す?



桜は良くない事ばかり考えていた。




そんな桜を横目に見ながら
会社に連絡した。


浜田は強制わいせつ罪で現行犯逮捕となった。



「お疲れ様です。設計部の伊東です。
労組の方に繋いでください。」

「お疲れ様です。少々お待ちください」



虚しくも保留音も暗く聞こえてしまう。



『はい。労組の横田です。』

「あっ、横田組合長。お疲れ様です。
あの例の浜田ですが...
また今日も問題行動があって…
強制わいせつ罪で現行犯逮捕になりました。
俺は裁判でも何でもするつもりです。
浜田の処分を今一度上と確認してもらえますか?」

『...伊東くん。分かりました。
今ちょうど常務と専務とこのことを話していたんだ。
君も会社に来れないか?』

「すみません。俺も気が気じゃないんです。
婚約者の彼女が…もう…死にたいとしか
言わなくて...!!
申し訳ございませんが少し傍に居てやらないと
最悪の事態になりそうなので。」

『そうだね。分かったよ。
浜田は解雇になる。警察に逮捕されたなら
尚更だから。
それから弁護士は会社の顧問弁護士を
使っても構わないから。』

「お気遣い感謝致します。
弁護士ですが友人におりますので
一度そっちに連絡してみます。
明日また詳しく話しますが
出勤出来るかどうか...」

『構わないよ。家でも出来る仕事が
たくさんあるだろう。
構わないでくれていいから。』

「ありがとうございます。失礼します。」




はぁ...
さて、ここではなんだから
一度病院に行って
桜を連れて家に帰って
あいつに連絡するか...



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